Darieの超~お気楽日記

音楽家Darie(濵田理恵)が日々のことを綴る、超~お気楽日記。

2006-01-01から1年間の記事一覧

満月と新年

明後日は、もう2007年。 毎年こういうことを考えるたびに不思議な気分になる。 たとえば、「今日は満月」といっても、「満月」は瞬間的なもの。満月を迎えた次の瞬間には、もう月は欠け始めているのだ。 「今日」というくくりの、いずれかの時点で満月であれ…

スコッチバー

たまーに行く銀座のスコッチバー。 残念なことに来年から一時休業することになったのだそうな。 本店は国立にあるので今後はそこに通えばよいのだが、銀座店の雰囲気が好きだったのだよ。 なので、スコッチ好きの友人と暮れの御挨拶に行ってきた。 友人は初…

びっくりさせる季節

この時期はいろんな集まりに参加して楽しく過ごす時間が増える。 あまりおしゃべりしたことが無かった方と親交を深める機会。 その方の意外な側面に触れて、嬉しくなる。 私が少なからずびっくりして嬉しい気持ちになっているのだから、相手の方もきっと同様…

僥倖

忘年会シーズン。 とくに「会」と設けられていなくても、知り合いが数人寄ればたちまちそれは「会」となる。 「会」が錯綜するときは、きまって仕事も錯綜してくるもの。アルコールも程よく摂取しているけれど(つまりインプットしているけれど)曲書きやア…

吉兆

オウム真理教にだまされる。 という最低な夢で目がさめる。 何かの吉兆であると信じることにしよう。。

鯨のお腹の中

必要最小限の灯りの中、知人ととつとつと話しをする。 この灯りは、「ピノキオ」が飲み込まれた鯨のお腹の中、不思議な空間におじいさんがともしたロウソクの、まるでそんな灯りのよう。 こどもの頃、絵本に描かれた、あの鯨のお腹の中に入ってみたかった。 …

人生のコツ

「おつとめ」というものをした経験が無いからなのか、長い間、生活時間帯の在り方が、めちゃくちゃだった。 一時は「夜型」と簡単にくくることができないほどの乱れようで、例えば3時間活動して1時間眠り、起きて食事して2時間活動して30分眠る、てな具合の…

ハダカ

私のヨガの先生は、版画家さんでもある。 呼吸とアサナを美しく紡ぐアシュタンガの達人は、実はアートの世界を心地良さげに泳ぐ芸術家さんであった。 そんな彼女が参加しているクロッキー展に行ってきた。 たくさんのクロッキーが展示されている中、一目で「…

ある瞬間

どんなお仕事でも、デモ音源を作成する場合、歌モノの楽曲であれば、自分で仮歌を録音する。 他人に提供する曲でも、自分のために作っている曲でも、同様にひとりでマイクを立てて、ひとりでコンピュータ上のRECボタンを押して、ひとりで、歌う。 その曲がど…

一度きり

本日は録音。 このところの寝不足続きで下がり気味のテンション。せめてお洋服ぐらいは明るい色で己の気分を盛り上げねば!と、ピンクのセーターで出動。スタジオに着くと、なんとディレクター女史もピンクのお洋服。歌い手さんもピンクがかったオレンジのシ…

美しい音

輝くような、美しい音を聴く。 聴くというよりは、見る、に近いかもしれない。 それも、どこへも出かけず、何も労せず。 美しいものを享受できる歓び。 それを感じるキモチがあれば、それにさえ恵まれていれば、取りあえずは何も要らない。

表面的な関係

ぬくぬくとした日々は、アッと言う間に通り過ぎる。 平和で慌ただしい、作業づくしの日常に復帰。 妙なタイミングで不可解なことが起きるときは、誰かの邪心が介在していることが多分にある。 大政治家や大実業家など複雑極まる人間関係に囲まれているのなら…

「食べる」夜

秋深まってきた〜! こうなると、もう年末モードのための助走に突入である。 して、年末。 おそろしい、、、もう年末がやってくる。 年末といえば、慌ただしさに取り紛れ、どなたさんも自分のことで頭がいっぱいである。 世のほとんどの人間が自己チューとな…

ヤギさん

締めきりオチゴトの合間、束の間のゆるゆるとした数日をすごしていたが、いよいよエンジンをかけなければ、というときになって新たなモノも舞い込み、しゃっきりせねばな。 「しゃっきりせねばな。しゃっきり。」と、頭の片隅で小さく繰り返しながら、車を飛…

23人の情婦

都心からの帰り、立ち寄り湯へ。 マッサージルームで寝台にうつぶせになって揉みしだかれていると、隣の寝台で揉まれているらしきオヤッサンとマッサージ師さんの会話が聞こえてくる。 耳をすまして聞くに、なんでもそのオヤッサン、若い時分には彼女が23人…

感謝、感謝、の帰路

4月にライブイベントでご一緒したアーティストさんが、亡くなった。 自殺だったのだそうだ。 私とその方とはまったく親しくなかったけれど、その方の死を友人からのメールで知ったとき、とても驚いた。 驚いたのには、いくつかの理由がある。それをここでは…

連日の有楽町界隈うろうろ

ジョアン・ジルベルトの最終日、念のため、開演時刻前に会場に到着する。 まあ、、、オンタイムに始まる道理もなく。 ロビーをうろついていると、お世話になっている知り合いの方にばったりお会いする。 今回の公演に関するお話や、昨年アルバムをリリースさ…

浴びるように聴く

家の近所に、来年で開店20周年を迎えるお店がある。 音楽茶屋『奏』。 日曜日にはliveが開かれることが多く、小さな店内に響き渡る音を全身で浴びるように聴く。 こんな楽しみ方はそうそうできるものではないのに、加えて先週の日曜日は私の座った席からアコ…

落ち着きのない男

数日前、友人と食事をするために出かけた。 アルコールを飲むことがわかっていたので珍しく電車で移動。そしてその夕暮れ時の車両内で、とても妙なものを見た。 一人の落ち着きのない男が自分の右手を執拗に庇っている。左手が右手をしっかりと包み込んで、…

何が起きるかわかりませんっ!

午前中より、NHKの録音スタジオにて、にんぎょう劇の音楽のオチゴト。 『賢者のおくりもの』ETV。 取りあえず決まっている放送は以下の通り。 11月13日・20日 10:30〜 11月17日・24日 9:15〜 劇伴の一部にて、JAZZのピアノトリオのみなさんに演奏していた…

私の予測

オチゴトの締め切りも目前だというのに、某所を読んでいて、抱かずにはいられなかった、あくまで勝手な感想。 似たりよったりの人間達が僅差で同じくらいの緊迫感に包まれてレース折り返し地点に並んでいるとしたら、恋愛レースで男女を問わず勝者となり得る…

ジンジン、のち、ピシーーーッ

昨日、朝っぱらから左手の指を火傷する。 ちょいちょいっと水で冷やしただけで放っておいたら、一時間後、だんだん痛くなってきた。 見た目はどうもなっていないのに、皮膚の少し内側がジンジンと痛む。 こんなに軽度の火傷といえども、侮れないものだ。 こ…

意外な内容

夢の中で夢を見た。 その夢の内容を願望として口に出せば願いは叶うと、夢の中の見たこともない誰かに言われる。 実現させたければ、夢での出来事を口にすればいい。 ところが夢の中の私は何故だかそれを躊躇っている、というところで目がさめた。 夜明け前…

気分転換

テレビ用人形劇のための音楽を作曲中。 「賢者のおくりもの」 O.ヘンリー原作。 ん〜〜〜、よい物語りざます。 大昔に読んだきりだったけど、ひさびさにこのストーリーに触れて心の底からしみじみしてしまった。 男のために美しい髪を売る女。 女のために大…

ハレルヤ

ちょっとしたわけがあって、ヘンデルの「ハレルヤ」を弾くことになった。 といっても、打ち込みのデータを作るために、譜面通り弾いたというだけのこと。 同時に歌の各パートもじっくり検証。 この曲、高校生のときに合唱したことがあって、ピアノ担当の級友…

同じ人間なのにね

私は日々の記録のほとんどを(もちろん都合のよろしくない部分はバッサリ省いて)mixiに書き記している。 おおかた観劇日記の他にチョロっとおまけのついたようなものだが、親しい友人とはメールの類いもほとんどがmixiのメッセージ機能で事足りている。 招…

車中でシュークリーム

このところ、連日、もしくは2日おきに、なにかしらの観劇が続いている。 いつも思うけど、興味のある芝居や音楽の舞台は日程が集中していることが多い。 仕事もそうで、作曲依頼はなぜか同じような時期に集中するものだ。そのたびにヒーコラ死ぬ思いをしてい…

夜能

日比谷シティ夜能へ。 本来ならばそろそろ秋も深まってこようという頃なのに、今日は驚くほどの暑さ。 時おり耳もとをすり抜ける姿なき獣のような生暖かいビル風にさらされながら、狂言「萩大名」・能「石橋」を堪能。亀井広忠氏の奏でる大鼓の「カポーン」…

夜の公園

足の裏を削ってもらう。 これが大変に気持ちよくて、毎回熟睡してしまう。 山登りなどで膝下を酷使していたので、マッサージの染み渡り具合も半端ではない。 至福ざました。 ところで前回のトリートメントに来たとき「マヌカオイル」というものを買って帰っ…

長い一日

阿里山カフェにて、朝4時半起き。 山登ったり、瞑想したり。 夜は東京に戻ってお友達のパーティー。 地元で縁りの人々に遭遇して、乾杯。 楽しいことだらけの長い長い一日。 きっかり24時間、さんざん身体を動かして、〆にアルコールまでたっぷり摂取。 ある…