忘年会シーズン。
とくに「会」と設けられていなくても、知り合いが数人寄ればたちまちそれは「会」となる。
「会」が錯綜するときは、きまって仕事も錯綜してくるもの。アルコールも程よく摂取しているけれど(つまりインプットしているけれど)曲書きやアレンジ作業でアウトプットも程よくおこなわれているわけで、身体と頭をバランス良く使っている感じだ。
これがどちらかに寄りすぎていると、よろしくない。なによりもまず、お肌によろしくない〜!!
今日、午後になってはたと思い立ち、というか、何故だかそうしなければならないような気持ちになり、車で近くの神社へ。
と、これが、人っ気の無い鳥居の真ん前に立つと、いきなりその中心から放たれた西日に包まれて、陶然となってしまった。
鳥居越しの太陽。
しかも、鳥居の中心線上に太陽、地面を這うその延長線上に、私の背骨、それらがピシーっと見事に並んだように思えて、心拍数が上昇する。
思ってもみなかった僥倖に、心を射抜かれた気分。
「行かなくては」と思ったときには、なにはさておき行動してみるものだ。
額が冬の太陽をやんわりと吸い込んで、目を閉じると身体が浮かび上がるかのような心地よさ。
女がひとり、鳥居の前にジーっと佇んで幸せそうにしてるなんて、はたから見るとかなりアブナイ図だが、大丈夫。この神社はいつ来ても本当に人がいないのだ。
とんでもなくいい心地になりながらお参り。そしてお散歩。