Darieの超~お気楽日記

音楽家Darie(濵田理恵)が日々のことを綴る、超~お気楽日記。

すごいものばかりの一日

昨日は、滋賀県石山寺に参詣させていただきました。
紫式部ゆかりのお寺なんですね。龍穴の池がすごかった。
その後、MIHO MUSEUM の内覧会に。
お友達にお誘いいただいたのですが、いつ来ても本当にすごいところ。
神秘のトンネル、I. M.ペイ氏による美しい建築、展示のすばらしさ。
そしてレストランで出していただくおにぎりやお豆腐の美味しさ!!^^(←そこかいw)
伺うたびに、心洗われているのであります。
観賞後、MIHO MUSEUM の鎮座する信楽の山から京都中心部に移動し、故・田原桂一さんの写真展「光と戯れながら」Part2 ポラロイドシリーズ〜陰翳の炸裂〜を拝見しました。
実験的で美しいポラロイド作品の数々。
田原桂一さんの世界に浸りました。
 
そして帰宅後は、亀井登志夫さんのライブを配信でじっくりと拝見。すごい〜。なんて繊細にしてエモーショナルな歌声。
今日はすごいものばかりに触れた一日だった!!
私もがんばるぞ〜!^^





 

御守り

探し物をしていると、スーツケースのポケットの中から、A3のプリントが折り畳まれたものが出てきた。
何かと思えば2018年の水戸芸術館現代美術ギャラリー「内藤礼 明るい地上には あなたの愛が見える」の展示会場で配布されたリーフレット。開くと、丸くて薄い紙片が挟み込まれている。
退館時、お一人一枚ずつお持ち帰りください、と書かれた注意書きともに、テーブルの上にこの丸い紙片が積まれていた。
真ん中にはものすごく小さい文字が、赤く印字されている。
4年ぶりに、ルーペで拡大すると、「おいで」と、鏡写しの向きに読める。
 なぜ4年間もスーツケースの中に眠っていたのか、理由はよくわからないけれど、もうあと少し、この中で眠っていてもらおう。^^
御守りです。



アーツセラピーの素晴らしさ

最近参加したアーツセラピーのワーク。
ファシリテーターはお友達の森すみれさん。
時間をかけて、丁寧に丁寧にプロセスを踏みながら。
最終的には、一個人としての表現を超えて、他者と作る、他者と感覚を共有する、というフェーズに。企みや打ち合わせも無し。2〜3人で、無言のまま一枚のコラージュを完成させ、さらにそれをパフォーマンスによって身体化する。
 誰かと同じ平面上で一緒に作品を作るということが、表現エリアの人は案外苦手なものだけど(私も例外ではなく)、このワークはそんな私にとってかなりよかった!
参加者は、さまざまな分野の女性たち。
素敵なサロンのようなお宅にて、終日、歌って踊って絵描いて詩書いて。
終了後は美味しい無花果とケーキとチャイをいただきました。^ ^
終わってからもじわじわと時間をかけて染み込むワークでした。

トロイ戦争は起こらない

人間劇場 第四回本公演「トロイ戦争は起こらない」を拝見しました。
美術家の半谷学さんが舞台美術を担当されているお芝居。
半谷さんとは、10月に公演や収録でコラボレーションをすることになっておりまして、関係者一同、ずらりと並んで観賞しました。^^
音楽は役者のみなさんによる生演奏、あらかじめの音源はほぼ使用せず、興味深いアプローチ。
舞台美術はとてもとても美しく、示唆的。
ものすごく面白かった〜〜。

アレンジのお仕事です。しまうまとライオン!

NHKみんなのうた』で、アレンジと演奏を担当させていただいた「しまうまとライオン」が、8月と9月、再放送されています。
歌は、渡辺真知子さんと楽曲作者の筒井タケオさん。
とても素敵なデュエットです。
2013年のお仕事。

Eテレ 火曜日 6:35〜6:40
NHK総合 金曜日 15:55〜16:00
ラジオ NHK第二放送 木曜日 23:15〜23:20 日曜日 12:55〜13:00  

偶然の連なり

少し前、大阪でバレエの公演を拝見した。
加治屋百合子さんという、ヒューストン・バレエのプリンシパルをされているダンサーの踊りを拝見することが目的だった。
公演はミックスプログラムで、国内外で活躍されるダンサーや、若手の方々もご出演。
加治屋さんはトリをつとめられ、「ロミオとジュリエット」のバルコニーのシーンを踊られた。
お相手は、英国ロイヤル・バレエのプリンシパル、平野亮一さん。
お二人の踊りはとてもすばらしくて、帰りの車を運転しながらも身体中にイマジネーションが豊かに広がる。面白いほどにどんどん広がっていく。
素敵な公演に、私にとっての良きタイミングで触れることができた、ということなのでしょう。
ロミオ役を踊られた平野亮一さんのことをネットで検索してみると、お母様の平野節子さんのバレエ学校で最初に学ばれた、と書かれてある。
節子さん・・・。
節子さん、バレエ、といえば私にとって忘れ難き思い出が様々に蘇ってくるのだった。

私が3歳の頃、最初に学ぶことになったバレエ教室に節子さんという女性がいらした。とても美しいバレエを踊られる方で、幼い私にとって憧れの存在だった。私のみならず、お教室に私を連れて行く母までもが節子さんのファンであった。
そののち、私はいくつかのバレエ教室を転々とし、中学2年生のときに新たに通い始めたバレエ学校で、節子さんと再会する。
節子さんのバレエは以前の何倍にも優美さを増していて、いついかなる時にも満月の如く全身がピカッと発光していた。決して大袈裟な表現ではなく、節子さんのいる場所はまるで女優ライトで照らされたかのように明るく見えるのである。
さらにそののち、2年のブランクを挟んでまた別のバレエ学校に通い出した高校生の私は、そこにも節子さんが在籍されていることを知り、心の底から驚いた。なぜ私の行く先々に節子さんがおられるのか。
しかし、ここで節子さんのリアルな思い出は、一旦終わっている。
私は慌ただしくも不可思議な紆余曲折を経て東京の美大に進学し、4年後、卒業制作で大人のための絵本を制作した。
その絵本のテキストの中に、私は架空の節子さんを登場させた。一人の踊り手へのオマージュとしてフワッと抽象的に描くにとどめているが、「節子さん」という具体的な文言も織り込まれている。

・・・で、今の時間軸に話を戻し。
調べるうち、数日前に拝見した「ロミオとジュリエット」でロミオを踊られた平野亮一さんのお母様は、私の絵本に登場する「節子さん」であることがわかった。
本当に驚いた。
節子さんは、忘れた頃に、また私を驚かせてくれた。^^
広いようで狭く、狭いようで広い、この世界の、不思議な稜線で切り取られたエリアの中で起きた偶然の連なりに、妙に納得しながら白湯を舐める夜更けであります。
節子さんの踊りをまた拝見したいな。