2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧
家から車で15分足らず。 たまに行く温泉施設がある。 4時間ばかりみっちり堪能してきた。 その施設はいつ行っても適度に空いていて、一人でぼんやりお脳をほぐすにはもってこいなのだ。 黒いお湯にしばらく身体を沈めていると、まるで自分の身体が消えてなく…
この時期はどの人もそうだろうけれど、忘年会が続く。 お食事会や忘年会の合間を縫って、締め切りと格闘している感じ。 そして、またその合間を縫って、泳ぎに行く。 更にその合間を縫って、これから、のことを考える。 そう。年末は、「これから」のことを…
聖夜だというのに、ものすごいモノ見ちゃった。 「魔女」というサイレント映画。 知人が古楽器の生演奏で音楽出演したので、お邪魔してきた。 しかも、上映会場がまたすごい。 教会。 聖なる夜に、である。 中世の魔女の歴史をひもとく、魅惑の90分。ジャジ…
午前中、ジムに行くために車に乗ってラジオをつけると、それはもう、クリスマスだらけ。イヴだらけ。 クリスマスイヴにちなむ単語と音楽しか聞えてこない。 お見事ざます。 今日という日は特別なもの。ホントに特別かぜんぜん特別でないかはちょっと置いとい…
同時に二つは選べない。 そんな、子供でも知ってる当たり前のキマリを無かったことにしていると、いつしか何も選べないという恐ろしい事態となる。 何を選んでいいのかすら、わからなくなる。 キマリはキマリなのだ。 理不尽だと思っても、駐車違反は違反、…
先月、年に一度の健康診断を受けた。 検査着に着替えて、夢遊病患者のように病院内を上に行ったり下に行ったりしながら、尿をとり、便を提出し、バリウムを飲み、血液をとられ、毎年のことながらこの居心地の悪さにはまったく馴染めない。 これで病気が見つ…
隠し事のないこと、コソコソしないこと、セコくないこと。 これが人生を謳歌するために必要な、3大「ない」要素だ。 と。 声を大にして言える。 なぜなら、「おんまさん」はあんなに一生懸命、走っているのだ。 馬主のためでも、恋人(恋馬?)のためでもな…
サーフボードを小脇にかかえ、ザブザブと海にはいっていく、若い女性。 みな、光に向かって、歩いていく。 彼女達の勇姿を眺めているうちに、 睫毛に反射する光のつぶてが瞳を覆い、何も見えなくなる。
掃いても掃いても、落ちてくる。 家の前のイチョウの葉。 歩道はおろか車道にまで落ち葉があふれてる。 しかし、並びのお宅の前を見ると、歩道はみなさんご自身で掃除しておられるのだから奇麗なのはあたりまえとして、車道にも派手な落葉は無い。 なぜなの…
音をたてて、一気にバサッといった。 卓上の一輪挿しにいけてあった、いただきもののバラ。 ついさっき、車で都心からの帰り、自宅から3キロほど離れた道路上で信号待ちをしていたら、ドンっと軽い衝撃を感じた。 何が起きたのか瞬時には理解できなかったが…
昨夜、アファナシエフを聴きに行く。 今回はシューマン特集。 数ヶ月前聴いたときに感じた、現世から遠く離れていくような感じは、そのままだった。 男性の弾くシューマン、質実剛健な側面も多々あるものの、なんだかほの暗く静かで美しい海の底にでも誘われ…
年末だ。 お歳暮や、ジングルベルや、おせちや、カレンダーや、人間関係や、領収書や、紅白歌合戦だ。 清算や、再構築や、自分への言い訳や、どさくさの衝動買いや、逃避行為としての大掃除だ。 同時進行で読みかけの単行本がそこかしこに積んであるが、まず…