2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧
輝くような、美しい音を聴く。 聴くというよりは、見る、に近いかもしれない。 それも、どこへも出かけず、何も労せず。 美しいものを享受できる歓び。 それを感じるキモチがあれば、それにさえ恵まれていれば、取りあえずは何も要らない。
ぬくぬくとした日々は、アッと言う間に通り過ぎる。 平和で慌ただしい、作業づくしの日常に復帰。 妙なタイミングで不可解なことが起きるときは、誰かの邪心が介在していることが多分にある。 大政治家や大実業家など複雑極まる人間関係に囲まれているのなら…
秋深まってきた〜! こうなると、もう年末モードのための助走に突入である。 して、年末。 おそろしい、、、もう年末がやってくる。 年末といえば、慌ただしさに取り紛れ、どなたさんも自分のことで頭がいっぱいである。 世のほとんどの人間が自己チューとな…
締めきりオチゴトの合間、束の間のゆるゆるとした数日をすごしていたが、いよいよエンジンをかけなければ、というときになって新たなモノも舞い込み、しゃっきりせねばな。 「しゃっきりせねばな。しゃっきり。」と、頭の片隅で小さく繰り返しながら、車を飛…
都心からの帰り、立ち寄り湯へ。 マッサージルームで寝台にうつぶせになって揉みしだかれていると、隣の寝台で揉まれているらしきオヤッサンとマッサージ師さんの会話が聞こえてくる。 耳をすまして聞くに、なんでもそのオヤッサン、若い時分には彼女が23人…
4月にライブイベントでご一緒したアーティストさんが、亡くなった。 自殺だったのだそうだ。 私とその方とはまったく親しくなかったけれど、その方の死を友人からのメールで知ったとき、とても驚いた。 驚いたのには、いくつかの理由がある。それをここでは…
ジョアン・ジルベルトの最終日、念のため、開演時刻前に会場に到着する。 まあ、、、オンタイムに始まる道理もなく。 ロビーをうろついていると、お世話になっている知り合いの方にばったりお会いする。 今回の公演に関するお話や、昨年アルバムをリリースさ…
家の近所に、来年で開店20周年を迎えるお店がある。 音楽茶屋『奏』。 日曜日にはliveが開かれることが多く、小さな店内に響き渡る音を全身で浴びるように聴く。 こんな楽しみ方はそうそうできるものではないのに、加えて先週の日曜日は私の座った席からアコ…
数日前、友人と食事をするために出かけた。 アルコールを飲むことがわかっていたので珍しく電車で移動。そしてその夕暮れ時の車両内で、とても妙なものを見た。 一人の落ち着きのない男が自分の右手を執拗に庇っている。左手が右手をしっかりと包み込んで、…