ぬくぬくとした日々は、アッと言う間に通り過ぎる。
平和で慌ただしい、作業づくしの日常に復帰。
妙なタイミングで不可解なことが起きるときは、誰かの邪心が介在していることが多分にある。
大政治家や大実業家など複雑極まる人間関係に囲まれているのなら話しは別だが、ごく普通に平和な生活をしている中で、暗躍している邪な人物に見当をつけるのは、いたって簡単だ。のんびりとした穏やかな集団の中でギクシャクと不審な動きをしている人間を見つければいい。
難しいのは、その人物の邪心が何かのきっかけで消え去ってのち、スムーズに何事もなかったかのごとく、かつての友人関係に戻れるか、ということだ。
普通は、戻れない。
コチラが良くても、アチラが無理だろう。
一度歪んだ人間関係は、けっしてもとには戻らない。
表面的には戻ったことにしておけるが、両者間においては未来永劫、その人物には一方的にペナルティが課せられることになる。
ゆえに、やはり悲しいかな、もとには戻らない。
表面的にメールを取り交わし、表面的にお酒をご一緒する、ただそれだけのこととなる。
のだなぁ。
と、少し前の、とある出来事を振り返る。
こういうことを思いながら、幼児向けの音楽を作るのも、また一興。
子供達の想像力の中では、すべてが自由自在。
「ひょいっ」とドラゴンや獅子に化ける、積木。
NHK「いないいないばあっ！」の中のマリオネットコーナー。
