Darieの超~お気楽日記

音楽家Darie(濵田理恵)が日々のことを綴る、超~お気楽日記。

同じ人間なのにね

darienonikki2006-10-16

私は日々の記録のほとんどを(もちろん都合のよろしくない部分はバッサリ省いて)mixiに書き記している。
おおかた観劇日記の他にチョロっとおまけのついたようなものだが、親しい友人とはメールの類いもほとんどがmixiのメッセージ機能で事足りている。
招待制のネットワーキングサービスなので、私もかつて何人かの友人を招待した。
その友人達の中でも、水を得た魚のようにのびのび活用して遊びまわる人もいれば、まったく水が合わずにログインするのは月に1度あればいい方だという人もいて、ほんとこういうことは、とくに大人になればなるほど向き不向きがあるものだ。
同じ人間なのにね。でもそれが面白いところ。世間や他者との「関係」の在り方が、どこか違うのね。
その違いによって、思いがすれ違うことがあっても、それはそれで良いことだと大らかに思えるときがある。これも不思議。みんな違うのだ、ということを実感すると、どこか安心する。と同時に不思議な気分になる。


でも、不思議、ということでは片付けられないこともあるのだな。
ものすごく大事なことをメールで済ませてきて、こっちが仏顔で優しく対応してやっていると、なんもわからずにホッとしているようなスットコドッコイな輩がいて最近ド肝を抜かれた。
数日後から締め切り地獄を迎える身としては、地獄になってしまうと日々の憂さなど粉々に消し飛んでしまうので、今のうちに書いておくことにした。
大事なことは「会って」「目を見て」。
それがかなわぬ時は、「電話で」もしくは「手紙で」「肉筆で」。
日本人の鉄則だ。
日本のみならず、どこの国でもそうだと思う。
大人の常識ざます。


画像はまたしても関係なくて、上野の国立博物館
夏にク・ナウカを観に行ったときのもの。
蓮池のほとりで、トリスタンとイゾルデを観た。まわりの観客達は蚊に食われまくりで気の毒だったが、私はまったくの無傷。これも昔からで、同じ人間なのにね、みんな違うのね。