Darieの超~お気楽日記

音楽家Darie(濵田理恵)が日々のことを綴る、超~お気楽日記。

2006-01-01から1年間の記事一覧

好みの変遷

昨今の作曲家はみなさん自宅にスタジオを持っている。 録音システムの飛躍的な進歩により、機材もほんとコンパクト。ストリングスセクションを40人ぐらい入れたいとか、ツインドラムで録音したいとか、特別な要望が無ければ、ほとんど自宅で音源を作れてしま…

血筋

このところ来日オペラが目白押し。 よって、昼間オチゴト、夜観劇、移動の車中で軽食、、、というパターンが続いているわけだが、実は車中での食事は昔から嫌いではないのだ。高速道路を運転しながらの食事は景色も楽しめてなかなか良いものであーる。 そう…

ゴミ出しのルール

椅子や電話台を買い足したり。徐々に人の暮らす空間になってきた。 知り合いのエンジニアさんに新居スタジオのシステム組み換えのため、はるばるおいでいただく。 ありがたやーありがたやー。 夕飯に出前のお鮨をみなさんでつまみながら、ゴミ出しのルールが…

丁寧に。誠実に。

これから私が毎日(じゃないかもしれないけど)弾くことになったグランドピアノ。 今までの家にあったグランドよりも少し大きく、だいぶ古い。 姿と同様に、大きく、古い、音がする。 このピアノ、大家さんの持ち物なので、今、私がいるこのオウチと同様、借…

梅雨入りだそうで。

本日より梅雨入り。 写真は中央道下りから見た、雨上がりの夕刻。 雲のドレープがこんもりと幾重にも層を成し、美しさに息をのんだ。(残念なことに写真は今ひとつ。運転しながらだとねー、いろいろ大変っす。) ある人物によるセルフムービーを観る機会があ…

復活するモノ

三越劇場で「女殺油地獄」を観る。 獅童丈の与兵衛はいまひとつ柄でなかったように思えたけれど、なーんとなく私の中の記憶と瞬間瞬間シンクロする部分があって興味深かった。呼び覚まされて復活する感覚、ほったらかしにしてた回路が繋がる感じがあった。 …

お祝い

をいただきました〜♪

玄関先の

本。本。マンガ。マンガ。

フジヤマ

走り梅雨かと思えば、今日は一点の曇りなくズガーンと晴れて地震。ユサユサっと来たので思わずハードディスクを抱える。 して、東京は大嵐。このところのお天気に翻弄されているな〜。 湿気がつのるとバクの皮膚の調子が悪い。 またしてもお腹に広範囲にわた…

うたた寝

車であちらこちらに移動。 移動しながら、電話で問い合わせ。(もちろんハンズフリーでね) 何ごとにも準備というものが必要なのだ。 もうあまり時間が無い。 ふと、気分をかえてみたくなり、一旦家に戻って車を置き、電車で移動する。 気圧の低い夕刻、昼間…

雨の中央道

週末というと雨。 そう、先週も雨の中、東京をざざっと横切るように遠出したのだ。 遠出といっても、地図上直線距離で50キロは無い。 車だと、空いていれば1時間もかからない。今日は行きが55分、帰りは渋滞のために途中から一般道に降りたので、1時間10分。…

ヒトとモノ

身のまわりのモノ。 どれも、私に愛着をもって接してくれている。ありがたいことだ。 モノなのにね。 私がソレに愛着を抱いた瞬間から、ソレは私に愛されることを拒否できないのだ。 モノだからね。 ヒトがモノとの排他的な関係を築くのは、大まかに考えれば…

犬の家族

数ヶ月前、ひょんな人物に、ひょんなことで紹介された。 居合わせた絵本作家さん達が楽しげに顔をつきあわせていた、ひょんな会食の席。 犬が好きだと言ったら、コースターにその場でひょいひょいひょいっと描いてくれた。 日本語は母国語ではないはずなのに…

こどもの日〜

昨日はこどもの日。 上野にボリショイ・バレエ「ラ・バヤデール」を観に行く。 ザハロワのニキヤ! 食い入るように観る。 昨年の同日は「ジンガロ」を観てたんだなぁ。その前はなんだったか、毎年この日は何かしら観てるような気がする。 それはそうと、こち…

ハドソンのサイン

一昨日のこと。 友人の飼っていた犬が亡くなったと連絡が来た。 もう高齢で、ここ最近はだいぶ危ない状態であったのだそうだ。 ずいぶん昔、元気に走り回る姿を見たことがある。つい数カ月前にも頭をなでなでして話しかけたのだ。 気の毒になぁ、、としばし…

桜湯

今日も良い天気ざました。 夜、お友達からいただいた八坂神社の桜湯を。 桜の花びらに程よく染み込んだ梅酢の風味と塩分が、とても良ーい。 お湯にほどけた花びらの、繊細な舌触りに、びっくり。 なんて優美な。 桜の香りに、じーんとする真夜中。

修行

自分の記録用に、後日、記す。 正しくは4日朝方、この日は、記念すべき、破天荒な日。 20年間努力して築き上げたものが、一瞬にして粉々になった。 結晶が、まるで蒸発するかのように消滅した。 これも、ヒトとしての修行の一つよね、と考えれば、そう悪いこ…

レアもの

一昨日出演したevi-night。Darieコーナーのセットリストを載せときます。1.微熱 2.福笑い 3.天まで飛ばそ 4.mirror 5.砂漠のように、やさしく 6.Try Try 7.誰かの声、誰かの夢 8.テツボー ところで、この日、会場で限定のCD-Rを販売したのだった。 出演者(…

自分の中に自分がいて、またその中に自分

evi-night vol.1、終了。 思えば自分のセットをやるのは、2年半ぶり。 CROWのliveやlabo!のお芝居などでなんだかんだとあちこちに出てはいたけれど、なんとまあ、ご無沙汰なことであった。 40分間ぐらいだったか。最初はちょびっと緊張したけど、ほどなく、…

長ーい長ーい。

28日のevi-nightのリハーサルのため、我が家に矢口博康氏が来訪。 サックスとコントラバス・クラリネットでご参加いただきます。 1曲、矢口氏の曲を演ることになっていて、今日は主にその練習の日。 手ブレ画像は、コントラバス・クラリネット。 長ーい長ー…

一生モノ

我が家にも存在する、世代の壁、性別の壁、格差の壁。 そのすべてを無邪気な足取りで軽々と飛び越え、忍者屋敷のような家の中を縦横無尽に歩き回る、バク。ゴールデンレトリーバー8歳♂。 人間の年齢に換算するともういいオッサンになっているはずの彼が、一…

感覚のマッサージ

お正月、連休、お盆。これらを「お休み」と認識しなくなってから久しい。 毎年何らかの締め切り仕事で年末年始も普段と変わり無く楽器やコンピュータに囲まれている。今年のお正月もそうだった。連休にバカンスを計画する習慣そのものが、いつのまにか私の生…

20年前ざます

ピナ・バウシュを観た。 正確には、ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踏団。 ほとんどのダンス好きは、この舞踏団の長々しい正式名称ではなく、簡潔に「ピナを観た」とか言うことが多いが、通常の公演ではピナ本人はカーテンコールにしか現れない。でも今日は違…

evi-night vol.1のお知らせだ〜〜

知人の主催するライブイベントに誘われて、ひさしぶりに自分のセットをやりま〜〜〜す。今までのライブではあまりやらなかったアプローチで挑んでみようかと。 フライヤーを一見すると、あたかも沢山のミュージシャンが次から次へと出てくるかのように思える…

大入り〜

翌7日は昼の部を観る。 両日ともお天気に恵まれて超ラッキーざます。 金丸座のように古い芝居小屋は、天候に左右される部分が大きい。 外の明かりもうっすら入り込んでくるし、温度や湿度の影響もある。 芝居中で、よい具合に本物のウグイスの鳴き声が絡んで…

6日の桜@こんぴら

こんぴら様に行ってきた。 東京の桜はもう盛りを過ぎているけれど、このあたりは今がまさにピーク。 参道のお土産もの屋さんで生姜漬けやこんぴら飴を試食しながら、785段、わしわしと登って、御本宮で家内安全をお祈り。 さくさく下界に降りてきて、お楽し…

美味しい栗、もとい、美味しいため息

お客人より、とても美味しい「焼き栗」をいただく。 その美味しい焼き栗の写真を、、、と思ったが、ほんとうに美味しいのであっと言う間に平らげてしまった。 殻だけになった無惨な姿の栗を見てもねぇ、これがものすごく美味しかった栗だとは、ちょっと思え…

お土産

歌舞伎座の客席に舞い降りた、人工の桜。 ぐねぐねしているのは、土蜘蛛の精から放たれた蜘蛛の糸。 お芝居が終わり、ゆっくりコチラの世界に戻ってふと気づけば、私の膝の上にありんした。 嬉しいお土産。

夜桜見物。 今年はあちこちで夜桜を堪能する機会が多かったけど、どれもいまひとつ桜の毒がまわらないクールな花見だった。年に一度はこの毒にお脳が痺れてしまわなければ、日本人としてちょっとつまらない。 てなわけで、由緒ただしくお花見らしいお花見に…

Touch the Sound

「Touch the Sound」という映画を見た。 聴覚障害をもつ女性パーカッショニスト、エヴリン・グレニーをとらえたドキュメンタリー映画。この人はすでにメディアに何度か取り上げられているので存在そのものは結構みなさんに知られているかもしれない。私も映…