Darieの超~お気楽日記

音楽家Darie(濵田理恵)が日々のことを綴る、超~お気楽日記。

教わる

darienonikki2010-07-14

昨夜、この街でお食事をいただいた。
お店のカウンターに腰掛けると、一人に一本、お席の前に立てかけてある。
もうじきこの街では「ほおずき市」や「阿波おどり」が開かれるそうで、そのための盛り上げグッズなのだとか。お持ち帰り用団扇。
昨日はとても涼しい日だったけれど、あたたかいお椀をいただいた後など、みなさんこの団扇でパタ〜リパタ〜リとゆるやかな風を自分に送る。
お店全体に心地よい連帯感が生まれる。
お料理を美味しい!と感じる気持ちにも、連帯感。
こういう「正」の連帯感に包まれていると、ネガティブな発言をする人はいなくなる。
「すごい」「おいしい」「すばらしい」「寿命がのびる」「きれい」。
こんなことをみなさんから自分に向けて言われた日には、本当に寿命がのびてしまうだろうと思えるほどの賛辞の嵐である。
料理人さんは、美味しいものしか作っちゃだめですね。
みんなの寿命がすこやかに長く長くのびる方が、いいに決まってるものね。
楽家も同じ。
すこやかにね、あたりまえにね、自然にね、美しくね、やってかないといけない。
美味しいお食事から教わることは、とても多い。