Darieの超~お気楽日記

音楽家Darie(濵田理恵)が日々のことを綴る、超~お気楽日記。

連想ゲーム

雨ざます。
雨が降ると、なぜかキャンプを思い出す。
私の人生初のキャンプ体験は、小学4年生の夏休み、学校から行ったキャンプ。
琵琶湖の畔の松林にテントを張って、3日間、原始人のように過ごした。
日中はほとんどスクール水着姿で、煮炊きに使う焚き付け用の松葉や枯れ木などをコツコツ集めたり、水泳帽かぶって一列になって琵琶湖で泳いだり。
夕刻になると「にわか原始人」の小学生達は夕餉の支度。
4人一組の班に分かれて、先生やボランティアのOB達に教わって火をおこし、炭火でご飯を炊き、シチューを煮込み、ガリッと芯の残る人参やはげしくアルデンテな白飯を頬張って、一同涙目になりながら原始人気分を味わった。
夜はパジャマに着替えてキャンプファイヤー
そんな楽しいキャンプ体験だったが、最終日の夜、雨が降った。
雨は夜通し降りつづき、学校から支給された旧式のテントはじっとりと水びたしになった。
テントの内側に水が漏れてくることはなかったが、地面から伝わってくるすさまじい湿気がテントのカビ臭さと混ざり合って、指の間はぺっとり、鼻の奥はむずむずした。


大人になってから仲間達と行ったキャンプでも、雨の日が何度かあった。
6人用テントなんてものをいきなり購入し、家のとなりのガラガラの駐車場で組み立てる練習をした。
要領よく組み立てられるようになって最初のキャンプで大雨。
車のワイパーを最速にしても前がよく見えない、そんな大雨の中、翌朝の晴天を願ってとりあえずキャンプ場に行き、練習の成果を発揮してさっくりテントを組み立てて、タープの下でビール片手に料理をし、雨の音に包まれながら夜更かしした。


一昨年行ったキャンプではにわか雨に加えて強風に見舞われ、友人家族のテントが風で飛ばされ、ころがった。
それでもめげずに七輪で肉を焼き、魚を焼き、ワインを空け、夜には晴れた星空を眺めながら流木で大きな焚き火をして、現代人的原始人気分をとことん満喫した。


雨、とくれば、キャンプ。
連想ゲームには使えないけれど、私の中ではこの二つの単語は太いパイプで結ばれている。
他にも使えない連想モノとしては、猫→ウナギ、などがあるが、由来を説明すると長くなるのでまたそのうちに。