出先で用事を済ませたのち、有楽町のデパートに寄って買い物。
と、軽い貧血を自覚したので、手近なカフェに飛び込んでガラス張りの壁際のお席でアフォガートをいただいた。
冷たいジェラートに熱いエスプレッソをかけただけ。冷え冷えと熱々のコントラストがなんと心地よいことよ。
何よりこの甘さが、貧血気味のお脳を癒してくれる。
一気に食べ終えて大満足の心境でガラス張りの外を何気なく見やると、なんとそこは去年のイヴイヴの夜、乗っていた車がいきなりパンクしたのでハザードつけて途方にくれながらJAFを待っていた場所ではないか。
寒空の下、これ以上はないほどの心細さでJAFの到着を今か今かと待ちわびていた、まさにその場所だ。
パンクした車のそばで凍えながら立っていた・・そのことを思い出した途端、アフォガートの美味しさなどどこかに吹っ飛び、カフェ内の効きすぎた冷房も相まって、身体の芯からぞくぞく冷えだした。
あ〜〜〜寒い。寒いったらない。
ふと隣の席を見ると、これまた超〜〜薄着の若い女子2名。
なんて寒そうな服装なのだろう。もう、見てるだけで、寒い。
そんなこんなで更に私の身体は冷え続ける。おまけに貧血。
こんなにさわやかに晴れ渡った初夏の夕暮れに、有楽町のカフェの片隅で凍死だなんて。
7月のGASTRONOMICSのライブはどうなるんだ、9月の自分のライブだってまだDMすら作っていないんだ、来月締め切りのオチゴトだってあるんだ、よくわからないけれどドえらい曲数を書かねばならないというのに、今こんなところで凍え死ぬわけにはいかんのだぁぁぁ。
というわけで、さっさとお店を出て地下鉄に乗り、今度はあたたかい岩茶をいただきに行った。
ちょっとしたカフェめぐり、ってとこかちらね。。
