Darieの超~お気楽日記

音楽家Darie(濵田理恵)が日々のことを綴る、超~お気楽日記。

ここ数日のこと

4月1日は一昨年亡くなった母の、誕生日。
なので、お墓参り。そして仏壇にお供え。
般若心経も私なりのボイスパフォーマンス的アプローチでしずしずと。^^
この写真を見る限り、ご機嫌なようでよかった。生前愛用していたマグカップで珈琲もお供えしたのがよかったのかもしれない。
写真といえども、その日その日で顔つきが微妙に違うのです。おそろし。
4月1日という日は、晴天確率が高いのではないかと、ふと思う。
この日も大阪はいいお天気でした。

霊園は桜がまさに見頃を迎えており、一人静かなお花見。

 

そして、その翌日には、父方の叔父のお葬式。
叔父、晩年は痴呆のせいでとても可愛らしいおじいちゃんに変身していて、若い時からいつもにこにこと朗らかだったのが、更に朗らかで穏やかな人に移行していったそう。
旅立つということは、新たな始まりでもあるのだけれど、棺の中の叔父の顔はうっすらお化粧が施されていて、「きれい!」と妹と声をあげるほど美しく。
私の知っている叔父よりもかなり痩せていてまるで別の人のようだったけれど、見れば見るほど本当に美しくて、今年に入って病気が続いたと聞いてもいたので、ああ、こんなにきれいな姿での旅立ちとなったのは本当によかったなぁ〜と、手を合わせました。
久しぶりに親族が集まって、故人を偲び、とてもよきお葬式。


ふんわりした気持ちで帰宅すると、夜、ネットニュースで坂本龍一さんが亡くなられたことを知り、思わずまた手を合わせる。
叔父も、坂本さんも、どうかよき旅路でありますように。
坂本さん、2010年に北米ツアーをされ、その模様がライブ配信されましたが、私はバンクーバーでの公演を東京の家で視聴。その日のことをブログに書いていたのでした。
この時、初めて坂本さんの音楽にちゃんと触れたような気がします。

darienonikki.hatenablog.com



昨日は、パブロ・カザルスで有名な「鳥の歌」のチェロ独奏をネットで流して仏壇の母に聴かせるの儀で締め。
母が「鳥の歌」が好きだったということを御斎の席で従兄弟から聞いたのでした。もっと早く知っていたらいつでも聴かせてあげたのに。