比留間早紀さんは、とても魅力的なアーティストさん。
今年の4月、早紀さんの新しいミニアルバムがリリースされた。
「Girl's pop never stops?」という、素敵なアルバムだ。
早紀さんと私は一昨年出会い、その翌々月に彼女のライブのゲストにお招きいただいて、ステージで楽しく一緒に歌わせていただいた。
人生の早い時期にもしも私が娘を授かっていれば早紀さんと同じぐらいの年齢なのかしら・・それぐらいの年齢差のある方とステージをご一緒するということもぽつぽつ増えてきたこの頃ではあるが、そもそも自分のライブすらあまり開催することがない怠け者の私が、出会ったばかりの、世代の異なるアーティストさんのライブにぴょんっと出させていただいたというのは、今思い返すと、なんだか不思議な気持ちになることなのだった。
人には誰しも、自分でもコントロールできない固有のタイミングがある。
昨日の私は今日の私とはまるで違う。
瞬間瞬間を死んでは生まれ、滅んでは蘇り、永遠の循環の中に生きている。
その怒濤のような巡りの中で、どの瞬間にどんな人と出会うのか。
これって、本当に重要なのですよねぇ。
とにかく、早紀さんと私は、ある日出会い、そして音楽の時間をともにした。
そして今年、めでたく完成した彼女の新しいアルバムのためのフライヤーやジャケットの帯に、お祝いのメッセージを添えさせていただいたので、こちらでもご紹介します。
比留間早紀さんのオフィシャルサイトにも掲載されています。
http://sakihiruma.com
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（By茺田理恵）
オンナノコでいることを自分勝手な条件付きで拒みたい。
私のオンナノコ時代は、そんなだった。不可思議な抵抗をいつも試みてた。
理由はよくわからない。でも私がどうしても守りたかったものが、きっとあったんだね。
今でもたまに思い出したようにその感覚が蘇るときがあって、一昨年のそんなある日、早紀さんと出会った。
早紀さんの歌や言葉が放つエネルギーは心地よくシンプル。風通しが良くて、素敵にオンナノコっぽい。
だけど奇妙なことに、ある部分たいそうオトコマエでもあるのだ。何かと闘ってる。何かに抵抗してる。
見えない何かに。まるで片肌脱いで啖呵を切る、弁天小僧みたい！
ガーリーな歌声に時折顔を出す弁天小僧。イイヤツよね！
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