メールの返事を出すタイミングを逸するときがある。
私はそれほど几帳面な性格ではないけれど、自慢できるほどズボラでもない。
なのに、たまにそういうことが起きる。
「起きる」なんて、自分で勝手にタイミングを逸しておきながらうっすら責任転嫁してるみたいだけど、でもそういうことってある。
私に起きるのだから、当然逆のことも、「起こされる」ことも起きる。
これが自分と相手と、同時に起きた場合が「すれ違い」てことになるのかちらね。
明日はシュツットガルト・バレエの「オネーギン」を観る予定。
すれ違いカップルの真骨頂（使い方間違ってる？）みたいなお話し。
・・・なんて書くとまじめなバレエファンのみなさんからブーイングが飛んでくるかな。
でも私には、この手の「すれ違い」における「取り返しのつかない感じ」がものすごくツボなのだ。
時間は巻き戻せない。
どうがんばっても、やり直しのきかないことが、あるのだ。
「オネーギン」を観ると、そのどうしようもない取り返しのつかなさに血の気が引く。
ハッピーエンドも楽しいけれど、取り返しのつかない残酷さも、バタバタした年末にはいいざますね。
