美女とインテリが大好きな友人がいる。
たしかにその友人のまわりには、美女とインテリが多い。
なぜにそんなことになっているのか、さりげなく観察してみた。
観察の結果、その友人は「僕は美女とインテリが好きなんです」と、まずはまわりに公言してみるところから着々と足場固めが始まっているようなのだった。
そう、まずは言ってみる。
簡単なことだけれど、これがなかなか、敷居が高い。
自分が素直に希望する属性や環境を軽々と他人の耳に向かって口にするってことが、こんなに大変なことだとは。
もう、深く恐縮しちゃって、ぜんっぜんである。
でも、こういうのをサラッとやらかして平然と生きていければ、それに越したことはないなぁ。
とか考えながら、お子ちゃまが飛んで飛んで飛んでおひさまにタッチする歌を作る。
歌の中では、なんでもやらかしてしまえるのだ。
当たり前なのではあるけれど、今更ながらそういうことにときたまびっくりする。
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