Darieの超~お気楽日記

音楽家Darie(濵田理恵)が日々のことを綴る、超~お気楽日記。

手帳

上下ふたつに分離が可能な携帯電話が誕生したんだとか。
インターネットのニュースで知った。
やった!
実は以前から、このときを切実に待ち望んでいたのだ。
私は日々の予定を携帯のスケジュール機能に書き込んでいる。
仕事の電話はほぼ100%携帯にかかってくるわけだから、「○月○日は空いていますか」と尋ねられれば一旦電話を切って、携帯スケジュールを確認して、先方にかけなおす。
話しの流れで「ちなみに×月×日はどうですか?」となったときは、また同じことを繰り返す。面倒だし間違いも起こりやすい。
なので自宅にいる場合は固定電話からかけて、携帯はメモ帳がわりに使う。
しかし外にいる場合はどうにもならない。
こうした悩みが一気に解消される、、、ということなのですよね??
通話と他の機能を同時に「分離」させて使える、、、ということですよね。
だとしたら一日も早く市場に出回って欲しい。
そうでなくては、まさに今日、手帳派に逆戻りしてしまうところだったのだ。


それというのも、とある探し物をしていたら14年ほど前のスケジュール帳が抽き出しから出てきたのだ。
しみじみと頁を繰り、しげしげと眺める14年前の私の日々。
これがまた凄まじい忙しさで、軽くショックをうけた。
こんなに毎日毎日夜も寝ないで曲書いてオチゴトしてこの女はいったいいつ遊ぶのだろうか、という状態なのに、しっかり遊ぶところでは遊んでいるのだ。そうでもしなければ心身のバランスが取れないのだろうか。おまけに自分のライブも頻繁に行っている。この頃は家庭もあったはずだが(笑)そっちはどうなってるんだろうか、まさか放ったらかしなんじゃなかろうな・・・と、過去の自分に対して心配になった。
余白にはオチゴト録音の生楽器の編成などがバババッと殴り書きしてある。世の中まだお金があった時代なのか、結構大きな編成だったりする。
横線を五本パパッと書いて即席の五線紙にしたところにスケッチまであちこちに書いてある。
歌詞の断片も無造作に散らばっていて、日記とまではいかなくても、この記録物を更に数十年後に読み返したときにさぞ愉快な気分になるだろう。もちろんこれを読んで面白いのは書いた本人だけだけれど。
携帯にスケジュールを書き込むのはとても便利だが、老後の楽しみのためにも来年からは手帳にきりかえようかなぁ、などとうっすら考えていたところだったのに。
その計画もあっさり消え去ってしまった。
テクノロジーってこわい。。