Darieの超~お気楽日記

音楽家Darie(濵田理恵)が日々のことを綴る、超~お気楽日記。

『ダリエ百葉窓』の楽曲解説です。19曲目「Try Try」。

darienonikki2015-01-21

2014年10月にリリースされた、私の4枚目のアルバム『ダリエ百葉窓』の楽曲解説です。
21曲が収録されています。
今回は19曲目の「Try Try」について書きます。



19.「Try Try」


作詞・作編曲・歌:Darie


私のライブで幾度となく演奏した曲です。
演奏形態はピアノの弾き語りだけのときもありますし、リズムやバイオリンと一緒に演奏するときもあって、さまざま。
アルバムでは前トラックの「砂漠のように、やさしく」とピアノソロでつながっていますが、この2曲を今回のアルバム収録の形と同様に曲続きで演奏したことがかつて一度だけあります。


2006年の4月28日、『evi-night』という音楽イベントが初台のドアーズで開催され、私・ZABADAK吉良知彦氏)・針生、という3アーティストが出演しました。
ゲストには、あがた森魚さん、太田惠資さん、矢口博康さん、とゴージャスこのうえないテンコ盛り状態。
この日の私のコーナーのセットリストです。
  1 微熱  
  2 福笑い(ゲスト:太田惠資
  3 天まで飛ばそ  
  4 mirror(ゲスト:矢口博康
  5 砂漠のように、やさしく(ゲスト:矢口博康
  6 Try Try   
  7 誰かの声、誰かの夢
  8 テツボー
すべての曲に自分で作った音源を流しながら、ピアノやピアニカ、ハーモニカも演奏して歌いました。
当曲「Try Try」はこのイベントの参考資料用に録音したバージョンです。
本録音のつもりではなく、あくまで参考デモ録音。
ややあっさり目に歌っているのはそのためでしょうか。


さらにこの日だけのスペシャル物販アイテムとして、私も ZABADAK の吉良君も、それぞれ限定の CD-R を販売しました。
「既存曲であってもロストテイクに限る」とのお約束があり、何を収録しようか迷いましたが、私はお仕事で作っている子ども向け番組のデモ音源集。
放送されている音源とは似て非なるもの、作者による仮歌入りバージョンです。
歌はお子ちゃま向けですから元気いっぱい。(笑)
どの曲も1分強ぐらいの短いもの。そして名前のクレジットも私が勝手に決めているローカルルールに倣って「濵田理恵」としました。


Darie 版 CD-R 収録曲
作編曲&仮歌:濵田理恵
 1 いないいないばあっ!〜音楽の国〜(2代目オープニングテーマ)
  作詞:濵田理恵
 2 ちょー ちっちゃい話
  作詞:三浦徳子
 3 いないいないばあっ!(初代オープニングテーマ)
  作詞:雄鹿美子
 4 おでかけどっすんこ
  作詞:濵田理恵
 5 おふろでチャップン
  作詞:濵田理恵
 6 もぐらトンネル
  作詞:桑原永江
 7 ママから聞いたこと
  作詞:三浦徳子
 8 ピーポポパッたら電話
  作詞:濵田理恵
 9 ニッポンのたぬき
  作詞:斉藤久美
 10 うれしくなっちゃう音がスキ
  作詞:濵田理恵
 11 きらりら きらりん
  作詞:濵田理恵


このあたりのことは過去のブログにも書いているのでお読みいただければと思います。
http://d.hatena.ne.jp/darienonikki/20060430



『evi-night』は海老名淳さんが主催されていたイベントで、その日は記念すべき第一回目、vol.1。数ヶ月ごとに開催され、出演アーティストも毎回すばらしく多彩な顔ぶれでした。
敬称略にてざっとご紹介します。
vol.1は、Darie/ZABADAK/針生、スペシャルゲストに、あがた森魚太田惠資矢口博康
vol.2は、吉田達也中村達也鈴木達也灰野敬二吉田達也上野洋子/JON(犬)/針生。
vol.3は、大塚寛之+茶谷雅之+鈴木一奈美/小峰公子宮田繁男+内田Ken太郎+斎藤ネコ/木暮“Shake”武彦/針生。
vol.4(針生夏樹氏の追悼ライブ)は、海老名淳/鈴木達也 /森大三郎 。スペシャルゲストに、チコヒゲ/木暮shake武彦/コンタ/吉田達也


主催者の海老名氏はこのイベントに毎回出演する「針生」のメンバーでもあり、本業はグラフィックデザイナー。
武蔵野美術大学での先輩で、私の学生時代のパートナーでもあります。
関係を解消してからも良き友人関係は続き、ファーストアルバム『無造作に愛しなさい。』(1989年)のジャケットデザインを快く引き受けてくれました。
私のお友達アーティストの ZABADAKKARAK のアルバムジャケット、他にもたくさん素敵なデザインのお仕事をされた方ですが、残念なことに2008年12月9日、自ら命を絶つことを選ばれました。


こうして今回のアルバム曲を振り返って解説文を書いていると、すでにこの世から旅立ってしまった方のお名前に行き当たることがあります。お名前の記述は無くとも、私の思い出の中でそれぞれの楽曲に何らかの形で関わってくださり、故人となられた方もいます。
そうした方々のことを想うとき、どの方もそれぞれの人生をそれぞれに駆け抜けていかれたのだなぁ、と郷愁のようなものが胸に迫り来ると同時に、感謝の気持ちが湧き上がってきます。
彼らと出会った不思議、その不思議を共有することができた素晴らしさ。
たくさんの方たちと出会い、その中で作ることのできた過去の音源たちを『ダリエ百葉窓』という一枚のアルバムに編纂できたことは、本当に私にとってかけがえのない出来事でした。




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