Darieの超~お気楽日記

音楽家Darie(濵田理恵)が日々のことを綴る、超~お気楽日記。

すばらしき過日の記録

かつて六本木にスーパーミューザックという制作会社がありました。CMの音楽制作やコンサート制作などをされていた会社で、その昔、私もずいぶんとお世話になりました。
そんなスーパーミューザックさんのあったマンションの目と鼻の先にあるライブハウスで、以前「おかあさんといっしょ」で歌のお兄さんをされていた、杉田あきひろさんのライブ(正しくはTHE NEOというユニット)を過日に拝見しました。
スペシャルゲストには当時番組でペアを組んでおられた歌のお姉さんの、つのだりょうこさん。
私はお二人が就任されて間も無い頃に「もぐらトンネル」(1999年5月の歌)という歌の作編曲を担当させていただいたこともあり、ぜひとも今一度、お二人の生の歌声をお聞きしたかったのです。
SNSを拝見するに、杉田さんは中咽頭癌のつらい治療を乗り越えられたばかりで、ご自身の体調と格闘しながらの毎日。
 そんな中、それはすばらしい歌声を聞かせてくださいました。
終演後、杉田さんとつのださんにご挨拶。リアルにお会いするのは、本当にお久しぶりでしたが、伺ってよかったと、心から思えるコンサート!
未来へと向かうポジティブなムードに満ちていました。
とっっっってもホットな気持ちのまま、てくてくと国立新美術館まで。
李禹煥展。
会期ギリギリのまさに滑り込みでした。
こちらも、今、拝見できて本当によかったと思える展覧会。
この日の締めくくりは、古巣の街で古き友人と一献。
よい一日でした。

笛供養での一コマ

先月末に腰越の満福寺様で行われた、笛供養という儀式。
そちらで舞をさせていただきました。

写真は、控室での一コマ。

紫の小袿を身につけているのが私。桃色の小袿をお召しの女性との二人舞でした。

江ノ島にごく近い、源義経ゆかりのお寺。

讒言を受けた義経が、兄の頼朝との和解を求めて鎌倉に入るべく、頼朝への手紙「腰越状」を書いたと伝えられるお寺です。

 

この日は本当にお天気がよくて、まぶしい陽光と海からの微風があまりに心地よく。^^

 

とんとんトマトちゃん

10年以上前にEテレいないいないばあっ!』に提供させていただいた「とんとんトマトちゃん」。
赤ちゃんが泣き止むとどこからともなく話題になり、YouTubeでのすてきなカバー動画がたくさん生まれています。
カバーバージョンはどれもがパリッと可愛くてカラフルで、番組本家のものよりも「未来」な感じ。
トマトちゃんの持つシュールな世界観はやや希薄になっているけど、逆にエンタメ要素は前面に押し出されていて歌もグイグイくる。
新種に触れるたびに、ひゃーすごいなぁ❤️と思っているのですが、そもそもなぜこの曲で赤ちゃんが泣き止むんでしょう。
 耳コピしたお父さんがアカペラで歌ってあげても効果があるのだと、何かで読みました。
もはや魔術の一種?(笑)
作った私にも謎なのであります。

「デビュー40周年記念 日渡早紀原画展」に伺いました。

昨日急遽伺って、じっっっっくりと拝見。
「デビュー40周年記念 日渡早紀原画展」@西武渋谷店。
代表作「ぼくの地球を守って」の原画を中心に、展示点数はなかなかのボリュームでした!
かつて「ぼくの地球を守って」ドラマCDのエンディング「夢のすみか」という曲を担当させていただくにあたって原作は読んでおりましたが、様々なシーンの原画を眺めて物語が懐かしく蘇るというだけではなく、原画そのものの持つ魅力もずんずん迫ってきて、心の底から感動・・。
 それにしてもこの物語を編まれたとき、日渡さんはまだお若かったはずですが、どのようにしてこんなにも美しい魂の旅路を描かれたのでしょうか。
あらためて、本当にすごいコミックだったのだなぁと感じました。
楽家として携わることができてうれしいです!

展示は西武渋谷店A館7階催事場にて、10月31日まで開催されています。



シェイクスピア「冬物語」。音楽を作りました。

演劇ユニットLABO!の次回公演は、シェイクスピアの「冬物語」。
2022年11月11日〜13日、すみだパークシアター倉で行われます。

チラシの写真です。表面と裏面で色違いになってるのは、物語に登場する二つの土地・シチリアボヘミアをあらわしています。青がシチリア。赤がボヘミア

この物語、英国ロイヤル・バレエによるバレエ作品としてお馴染みも方も多いのではないでしょうか。
labo!版「冬物語」、今回は近藤達郎さんと音楽を担当いたします。
私の分担エリアは、主に歌モノの作曲。

春の到来に華やぐボヘミア。春の生命力にあふれるさまざまなシーンを彩る歌を作りました。

歌は役者さんが歌うこともあって、芝居の稽古に必要なため、早々に着手。
キーの確認、テンポの調整、踊りとの兼ね合いなどを見ながら、稽古の初期段階であらかた完成していました。
我が家で作ったすべてのデータを近藤達郎さんにお渡しし、そこに役者さんたちの歌声をダビング。
写真は、ダビング作業のときの一コマです。

命の尊さ、美しさ、運命の不可思議さ、そして人の欲望や愛憎の深淵をも垣間見せる、シェイクスピア冬物語」。
今回新たな訳でお目見えです。

ぜひ劇場まで足をお運びください。ご予約お待ち申し上げております。


公演詳細やご予約は、オフィシャルサイトへ。

https://www.ilaboyou.com/winters-tale/

インスタグラムは、こちら。

https://www.instagram.com/winters_tale_labo/

 

無事に終了いたしました。

「AWAI / 間」。
無事に終了いたしました。
ご来場くださった方々、ありがとうございました。
美術家・半谷学氏のインスタレーション作品と、3人の表現者たちのコラボレーション。
チェンバロ奏者の平井み帆氏。身体事の喜多尾浩代氏。そして、私。
どこか儚く、やさしく、やわらかく、大地にも空にもしっかりとつながっていると同時に、まるであの世の出来事のようでもある、半谷作品。

そんな作品群に見守られながら、3人の女性表現者たちはそれぞれにベストを尽くしました。

 

写真は、10日、公演が終了したあとに最後の収録を終えた瞬間の、喜多尾氏と私。
笑顔〜〜!!
会場となった gallery shell102 の大きな窓の向こう側は、「夜」
なのに不思議なまでにキラキラとしているのです。

平井み帆氏のパフォーマンス、喜多尾氏×Darieのパフォーマンス、それぞれに収録も行われ、年内の配信が予定されています。
またこちらでもご案内いたしますね。



満福寺

過日の記録、その2。
義経ゆかりのお寺、腰越の満福寺にお参りしました。

今月29日、こちらでの笛供養の行事にて舞をさせていただくのです。
初めてお参りさせていただきましたが、とてもよいお寺。
 
お天気がとてもよい日で、行き帰りの江ノ電からのぞむ海はキラキラと光り輝いていました。