Darieの超~お気楽日記

音楽家Darie(濵田理恵)が日々のことを綴る、超~お気楽日記。

ご来場ありがとうございました

3月11日の神保町試聴室にお越しくださったみなさま、ありがとうございました。
たくさんのお客様にお越しいただき、感謝のいたりでした。
このライブは、昨年アルバムをリリースされた女性4人組バンド・コルネッツからのお誘いで、対バンをお引き受けしたものでした。
誘われなければ自身のライブ活動はあまりやらない怠け者の私にとって、古巣のお友達からのお誘いはとても嬉しいものでありまして、「やりますよ!」と即答。
彼女たちのライブも拝見できるし、たまには自分のこともやらないとなぁ〜とぼんやり考えていたタイミングでもあったのです。
先に演奏させてもらって、あとはお酒飲みながらのんびりコルネッツの演奏を拝見しようと、ひっそりほぼ一人でできる寡黙なプログラムを組み立て、そのような新曲も作り、という具合に準備を進めていましたが、コルネッツのボーカルの小熊純子さんが体調不良となり出演できなくなってしまいました。
小熊さんが欠席ということで、コルネッツとしての出演は断念。かわりに小熊さんを除くメンバーと、サポートメンバーの男性陣プラス私、という総勢10名による即席大所帯バンドが前日に結成され、作られた由来も作者も異なる様々なインスト曲を演奏しました。
みんな譜面をガン見しながらの熱演で、この日、この事情が無ければ成立しなかった奇跡の10人組の一期一会。
コルネッツのサポートとして入っておられたギターの西村くんもご自身のソロを2曲歌われ、私もここ何年かは即興イベントや録音というと必ず携えていくピアニカで参戦。ピアニカは小さい楽器ですが案外音が大きいので、こういうとき非常に役に立ちます。


出演順も変更になり、大にぎわいの大盛り上がりの満面の笑顔の10人組の大熱演ののち、休憩をはさんで私の部は一人。(笑)
ピアノの弾き語りが主体ですが、音源やSEも使ったり。
途中saxの矢口博康さんや、ドラムの夏秋文尚くん、ギターの西村哲也くんにもご参加いただいて、13曲ばかり演奏しました。
最初、どうもエンジンがかからず、むむむ?という状態でしたが、何かの瞬間にスッと何かが開いて、ただただひたすらに歌って演奏する、というモードとなり、自分の声をヨリシロにしている感覚というか、うまく説明できませんが、そんな状態に。
お客さんが聴いてくださっている、ということとも無縁の、不思議な状態。果たして聴いている方々は楽しめているのかしら、と一瞬心配になりましたけれど、終わって、ご感想を伺うと「よかった!」と喜んでいただいていて、ああ、本当によかったなあと。
何より、この日のイベントがハプニングの中にあっても、なんとか無事に終えることができて、本当によかった。心の底から嬉しかったです。


この日は7年前に東日本大震災の起きた日であり、そして今月初めに亡くなられた私のかつての伴侶のお母様のお誕生日。その日ステージに立った全員がたくさんお世話になった、本当にすばらしい方でした。
その方を偲ぶ気持ちと、3.11への思い。
欠席されたコルネッツの小熊さんから提供されたキャンドルがステージ上手に灯され、出演した音楽家さんたちにとっても、会場に足を運んでくださったお客様にとっても、よき時間を過ごせたと思います。
ありがとうございました。


私の部のセットリストは以下の通りです。


セトモノ
微熱
あやめDANCE
サメの憂鬱(sax:矢口博康さん)
アーシャ
オトナになるまでは
光冠
裸の空と裸の私
みゅう(vo,g:西村哲也さん/dr:夏秋文尚さん)
テツボー
青い鳥
Try Try
春の声


またそんなに日を置かず、といっても夏か秋か、そのあたりにライブを計画中♪



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♪♪♪アルバム楽曲解説♪♪♪
当ブログに掲載しております。
日記のように一日につき一曲、書き進めました。
全21曲。
http://d.hatena.ne.jp/darienonikki/20141228