とあるオチゴトでデモ音源を作った。歌が入るCMであったので仮歌も入れた。
本録音で別の歌い手さんが歌う可能性を視野に入れることになり、私の本来の声に合ったキーのタイプに加えて、かなりキーを下げたものを追加で何種類か作ってくれと頼まれて、そのようにした。
低いキーのものにも取りあえずの仮歌を入れてみたのだが、なんだかドスのきいた声になっていて自分でおかしかった。声や容姿は、その人の内面そのものではないけれど、確実にその人の何かしらを表している。
ドスのきいた声で歌うなんて、ジャズに傾倒していた大学生のとき以来。
しかし、ある部分、私はこうなのだ、と再確認した。
大人になるとどこかズルくなって、都合の悪い自分の側面にフタをしてしまう。
他人からの依頼がなければまずあり得なかったアプローチによって、自分にフタした中身を見てしまうこともあるのだから、音楽家としてどのように生きるのが正しいのか、なんて実はどうでもいいことなのかもしれない。
東京の空気にほんの少し秋の成分が混ざりだした。
さ！！
そろそろライブの練習をしなくては〜〜。
まずは個練。ピアノの前にマイクが立つようになると、リビングには常時ヨガマットが設置される。
ちょっと歌っちゃぁ、ストレッチ。ちょっと弾いちゃぁ、逆立ち&ブリッジ。
きっとライブ当日には私の身体は究極のグニャグニャ状態になっていることでしょう。
Darie次回ワンマンライブは9月3日、MANDA-LA 2 にて。
詳細はコチラへ。
ご予約は、http://www.darie.com/mail/にて承っております。
