スタジオにはマイクが数本、立ちっぱなし。
ピアノを録ったり、仮歌を録ったり、ピアニカを録ったり、台詞を録ったりで、使い分けるため。
ということもあるし、どれかを撤収しても複数の依頼元からの要望により、またすぐに録り直しが必要になるだろうから、せっかくセッティングしたことだしそのままにしてある。
マスターキーボードの周辺には資料の譜面や台本がバサバサと並べられ、ピアノの横にも資料、一人作業だから誰のものかわからないコーヒーカップが散乱するということはないけれど、起床後や帰宅後にすぐ何かができるように、機材の電源はつけっぱなし、冷房もいれっぱなし。
エコとはほど遠い状況だが、仕方ない。
毎度毎度キレイに整頓して撤収して電源OFFを実行しようと思えばできなくはないが、よーするに、単に「おかたづけ」が面倒なのであった。。
しかし。
使い込まれているにもかかわらずいつも清潔で整頓のゆき届いた厨房からは必ず美味な料理が生まれる、という法則も存在する。
作業の合間、ぴゅっとお邪魔した某お宅は、まさにその法則のマンマ。
写真は、シャッターを押した数分後には私の胃袋におさまった、スパイシーな小鰺のみなさん。おいちい〜。