毎度のことだが、ちょっとした心境の変化が訪れた。
何かを赦すとか、受け入れるとか、水に流す、という行為は、ヒトである以上、不可能だ!
自分の感情をコントロールするなど、出来ようはずもない!ばかばかしいったらないざます!
・・と、比較的近い過去に、腹をくくったのだった。
実のところそんな大袈裟なものでもないけれど、真剣に考えることを気紛れにパタリとやめてみた。
本来の「いいからかん」なコドモオトナに戻ってみた。
流されっぱなしの日々を送った結果、ここ最近はなんだか旅に出てばかり。
海のこっち側、あっち側。
思ってもみなかった景色や言葉に揺さぶられる。これこれ。この感じ。
そういえば昔、といっても15年ほど前のことだけれど、長旅によく出ていたのだ。
そのときの感じを思いだした。
シュワーっと皮膚から何かが抜けていく感じ。
同時に身体の内側に何かがしみ込んでくる感じ。
して、家に戻ると締めきりという現実がどでんと待ち構えているのであーる。
よって命がけで対処する。
命がけのコーヒーを飲みながら、命がけの昼食を作り、命がけで作業場にこもる。
携帯の電源を内緒でONしてさくっと撮影。台北へ向かう機内より。