「いないいないばあっ!」関連のお知らせです
Eテレの幼児向け番組『いないいないばあっ!』。放送開始より音楽作りでお手伝いをさせていただいておりますが、昨年で番組は、なんと25周年を迎えました。
2021年は記念の特別企画がテレビやCD、DVD、雑誌、などで多く組まれました。
そして本年、7月25日より。
「LET'S GO Eテレ タイムマシン~夏って楽しいね!の巻~」という特別番組が放送されます。
なんでも夕方になるとEテレタイムマシンが登場して、“なつかしいおともだち”に再会できるのだとか。^^
「いないいないばあっ!」のタイムマシンがお目見えするのは、7月25日と26日。
ぜひご覧ください。
私が作らせていただいた楽曲も登場します。
↓詳細はNHKさんのサイトをご覧ください。
「LET'S GO Eテレ タイムマシン~夏って楽しいね!の巻~」
https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=34989
そして、7月20日には「いないいないばあっ! ワンワン25」のDVDとBlu-rayが発売されました。今年、特番としてオンエアされていましたね。
私が作編曲を担当いたしました初代たいそうソング「ちびっこマンたいそう」も、スペシャルたいそうメドレーとして登場します。
詳細は販売元の日本コロムビアさんの特設サイトをご覧ください。
みなさん、すばらしい!
昨日は、那須慶子さんの個展「Crazy Moments 〜奇跡の瞬間〜」、そして作曲家の藤枝守さんからのご案内で伺ったオペラシティでの「邦楽展vol.35」を拝見しました。
どちらも本当に、素晴らしかった!
那須慶子さんは武蔵野美術大学時代からのお友達。
彼女の描く、吸い込まれるように美しい多層構造的な異世界観。
その濃密なエッセンスがたっぷり心身に染み込んだ状態でオペラシティに移動し、拝聴した「邦楽展」。おのずと私の中で不思議な化学変化が起きておりました。^^
この日演奏された楽曲の作曲家さんは、久田典子さん、堀井勝美さん、藤枝守さん、三枝成彰さん・・・どの方の作品も本当に素晴らしく。
今回は、三枝さんと、三枝さんに師事された作曲家さん達による委嘱作品で構成されていまして、すべての曲が二十絃箏のために作られています。
藤枝守さんの作品は、『トリプティック<triptych>〜三面の二十絃箏による〜』。久しぶりに藤枝世界にずっしりと浸りました。時間の感覚が薄らいで、酷暑を忘れる至福のひとときでした。
私は藤枝さんの作品で過去に舞をさせていただいたこともあり、独特な手法で構築されている端正にして美しい音世界のことは存じあげておりますが、今回初演となった新作も素晴らしかった・・・。
また藤枝作品の中で舞をさせていただけると嬉しいなあ〜。^^
ちょっと振り返り
昨夜、ヨガ関係の方々と打ち合わせがあった。
現代社会において、ヨガに対して抱くイメージに性差がある、というお話が出て興味深い。あとで運動好きの家人に訊くと同じような答えが返ってきた。男性は敬遠される方、多いのね。身体柔らかくないと難しい、と思ってしまうのかな。
私はいつヨガに出会ったのか、と思い返すと、出会いそのものはかなり大昔だったけれど、ちゃんと通い始めたのは18年ぐらい前の代官山のヨガスタジオ。
様々な種類のヨガクラスが網羅されていて講師陣が本当にすばらしかった。
インド人やネパール人の先生のサンスクリット語のチャンティング、チャクラの概念、エネルギー、平和に凪いだどこまでも静かな心、究極のリラックス。
一方ハードなアシュタンガヨガが空前の大ブームで、腕の筋肉がくっきり浮き出てるヨガ女子も多かった。
私は満遍なくあらゆるタイプのヨガクラスに出ていて、自宅でも朝起きるとリビングに常に敷いてあるヨガマットの上で鼻先から汗をポタポタ滴らせながらアシュタンガのシークエンスを一通りやって、シャワー浴びてから朝食を作るのが日課だった。
合宿や勉強会にも出ていたので、内的な感覚が開くに任せると同時にしっかりお勉強もした時期。
散々お世話になったそのスタジオは何年も前に閉店になった。
今ではトレーニングジムに組みこまれてる正統派のヨガ講師さんのプログラムにたまに出る程度のなんちゃってヨガ愛好家となったのですが、7~8年前からヨガオブボイスという声のヨガを提唱しているシルビア・ナカッチ氏の日本でのクラスを受けるようになり、サンスクリット語のチャンティングやマントラに親しむように。
呼吸やエネルギー、振動に意識を向ける。歌う前にはムービングをすることもあるし、とても瞑想的。まさに全感覚を使ったヨガですね。
今朝はオンラインクラスでサンスクリット語のBlessing Mantraを何度も何度も身体全体にしみこませるように繰り返し歌った。
人心地ついて、これから本業の曲書きの宿題に取り掛かるところだけれど、これが決してインドテイストにならないというのが、面白いところです。^^
「眠レ、巴里」は無事終了しました!
音楽を担当したお芝居「眠レ、巴里」の公演は、無事終了いたしました。
お越しくださった方々、ありがとうございました。
満席の回もあり。
ようやく演劇を楽しむムードが世の中に戻ってきたのでしょうか。嬉しい限りです。
この戯曲は、1985年の板橋の都営住宅での若きご姉妹の餓死事件をもとに書かれた、とのこと。
「メガロポリス犯罪地図」
その記述に触発された戯曲家の竹内銃一郎さんが書かれたものが、「眠レ、巴里」です。
ともすれば非常に重たい内容のお芝居ですが、終幕に向けて希望や光のある演出となっており、音楽担当者としては心底ホッとしておりました。^^
新緑の季節、ご覧くださったお客様には、軽やかな気持ちで劇場をあとにしていただきたいですよね。
公演では毎回会場のピアノで生演奏させていただきましたが、とてもやわらかな音色のピアノ!
気持ちよく弾かせていただきました。
今回曲を作るにあたり、少しずつ、少しずつ、幽かなメッセージを聴きとるように、インスピレーションを形にしました。
あえかなる声、とでも形容できるものですが、あ、今これ聴こえた・・と思えるフレーズをササッと五線紙に書きとめ、繰り返し繰り返し弾いて、自分で味わい、あえて一度にたくさん書き進めず、という方法をとりました。
私自身との対話をゆっくりと楽しむように。
お芝居の音楽作りはとても興味深い作業。
音楽家の行為の質としては、どちらかといえば「静」のエリアでの行為です。
そして、存分に「静」を味わったあとは、ただいまぐっとゲージを振り切った「動」のエリアのことが進行中。
今年の後半は私にとってなかなかアクティブなものになりそうです。
詳細はまたお知らせいたしますね。
「眠レ、巴里」
こちらでもご案内しておりました、お芝居「眠レ、巴里」。
私は音楽を担当させていただき、公演ではピアノ演奏もいたします。
6月11日14時の回が満席となりましたが、他の回はまだお席をご用意できるようです。
ぜひご予約の上、足をお運びいただければと思います。
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Labo! in Labo! Piece 10
「眠レ、巴里」
パリを夢見る姉妹のせつない喜劇
作=竹内銃一郎
演出=堀内 仁
音楽・演奏=Darie
出演=瀧川真澄、西尾早智子、長岡晃司
衣装=ひろたにはるこ
舞台監督・照明=伊倉広徳
演出助手=五木田美空
●日程=
6月10日(金)15:00開演/19:00開演
6月11日(土)14:00開演/18:00開演
全席自由席です。開演の45分前より整理券を発行し、開場時に番号順にご入場いただきます。 開場は開演の20分前です。
●会場=下北沢アレイホール
http://alleyhall.music.coocan.jp/
世田谷区北沢2-24-8アレイビル3階
小田急線・京王井の頭線「下北沢駅」東口2分
●チケット=一般前売 3,500円/一般当日 4,000円 学生 2,500円(学生証提示)
●ご予約=https://www.ilaboyou.com/book-ticket/
●問合せ=090-9306-0880(ホリウチ)
本公演は、ご来場の皆さま・出演者・スタッフの安全と安心のため、 新型コロナウイルス感染防止対策を取って開催いたします。