昨夜、ヨガ関係の方々と打ち合わせがあった。
現代社会において、ヨガに対して抱くイメージに性差がある、というお話が出て興味深い。あとで運動好きの家人に訊くと同じような答えが返ってきた。男性は敬遠される方、多いのね。身体柔らかくないと難しい、と思ってしまうのかな。
私はいつヨガに出会ったのか、と思い返すと、出会いそのものはかなり大昔だったけれど、ちゃんと通い始めたのは18年ぐらい前の代官山のヨガスタジオ。
様々な種類のヨガクラスが網羅されていて講師陣が本当にすばらしかった。
インド人やネパール人の先生のサンスクリット語のチャンティング、チャクラの概念、エネルギー、平和に凪いだどこまでも静かな心、究極のリラックス。
一方ハードなアシュタンガヨガが空前の大ブームで、腕の筋肉がくっきり浮き出てるヨガ女子も多かった。
私は満遍なくあらゆるタイプのヨガクラスに出ていて、自宅でも朝起きるとリビングに常に敷いてあるヨガマットの上で鼻先から汗をポタポタ滴らせながらアシュタンガのシークエンスを一通りやって、シャワー浴びてから朝食を作るのが日課だった。
合宿や勉強会にも出ていたので、内的な感覚が開くに任せると同時にしっかりお勉強もした時期。
散々お世話になったそのスタジオは何年も前に閉店になった。
今ではトレーニングジムに組みこまれてる正統派のヨガ講師さんのプログラムにたまに出る程度のなんちゃってヨガ愛好家となったのですが、7~8年前からヨガオブボイスという声のヨガを提唱しているシルビア・ナカッチ氏の日本でのクラスを受けるようになり、サンスクリット語のチャンティングやマントラに親しむように。
呼吸やエネルギー、振動に意識を向ける。歌う前にはムービングをすることもあるし、とても瞑想的。まさに全感覚を使ったヨガですね。
今朝はオンラインクラスでサンスクリット語のBlessing Mantraを何度も何度も身体全体にしみこませるように繰り返し歌った。
人心地ついて、これから本業の曲書きの宿題に取り掛かるところだけれど、これが決してインドテイストにならないというのが、面白いところです。^^