東京はそろそろ桜が散りはじめた。
桜吹雪とまではいかないけれど、はらはら、はらはら。
フロントガラスに花びらを浴びながら車を運転していると、異世界にトリップしてしまいそうになる。
昨日のお客人、日本人は桜を特別視しすぎて他の花に関心を払わなさすぎだという、最近持ち上がっている世論のことを話題にされていたけれど、桜にはそれだけの魔力があるのだと思う。
とんでもない物質があの大量の花々からじゃんじゃん降り注がれているからこそ、堅物サラリーマンさんがいきなり頭にネクタイを巻いてみたりするわけであって、お酒の力だけでそこまで人は豹変するものではない。
桜はただものじゃないのである。
オチゴト締め切りの歌詞書きの準備をバタバタと。
そう、なにごともまず準備なのだ。
準備といっても、コ難しい資料をきちんと取り揃えておくとかじゃない。
好きなお茶とか、好きなお茶うけとか、休憩のときに読む好きな雑誌とか、何年も使い倒してそろそろへたってきた愛用のヨガマットをかたわらに敷いておくとか、和むために犬の人形を見えるところに出しておくとか、そんなことがとても大切。
大事なことを誰かに伝えるときもそうですね〜、いきなり言うだけでもモノは伝わるけど、より確かに伝えたかったら、伝えるシチュエーション作りがとても大切。
準備さえすばらしく整ってれば、大抵の場合本題はすんなりいくのですね。
本日の歌詞書きがスムーズに進めば、明るいうちに名残りの桜エキスをたんまり吸い込みにお散歩に出かけようかな。
それが私の今日のモチベーション。
