私はかつては筋金入りの玄米愛食者だった。
しかしこの一年ほど、主食をきちんといただく規則正しい食事がおろそかになっていた。
理由はいろいろあるけれど、ひとつに、「玄米に飽きた」があるかもしれない。
しかし「飽き」にも「飽き」がくるもので、定まった状態というものはそれほど長くは続かないのだろうか。また最近家で炊く玄米の美味しさに開眼し、食事の傾向がずいぶんとオーガニックなものになっている。
一度に炊いて冷凍した方が圧倒的に美味しい雑穀入り玄米は、一膳ぶんの小分けになってずらりと冷凍庫におさまっている。
根菜の煮物もホーローのタッパーに小分けになってそのままコンロで温め直せるようになっているし、宅配をお願いしている有機野菜で作ったお惣菜が冷蔵庫のあちらこちらを占領している。その隙間に「梅干し」とか「乾燥いちじく」とか。
以前は必ず冷蔵庫に何本かころがってた手軽に飲める小さいボトルのシャンパンも見当たらない。
白いお砂糖を極力摂らなくなったからかチョコレートやケーキやプリンなどの冷蔵庫常備スウィーツが姿を消してしまった。（このことが一番の変化だろうか）
さて、この状態がいつまで続くのでせう〜。
つまり、私はいつこの状態に飽きるのか。
「飽き」は私の中でかなり大きな割合を占める属性なのだ。
