否応なしに人を内省的にさせる長雨があがり、今朝はからりと良い天気。
からりとした気持ちのよい天気のときには、どういうわけだか創作欲が刺激されない。
だから、掃除とか洗濯とか散歩とか、そんな類いのことが向いている。
そしてそれが終われば、ビールかシャンパンでも飲んで、あまり深いことは考えずに、からりとした気持ちのよい日を堪能する。
身体と心をのびのびとひろげて、虫干しする。そうしてからりとした気持ちのよい一日が終わっていく。
作ろうと思っていた曲や、書き直そうと思っていた歌詞も、手つかずのまま。
私にとって、からりとした気持ちのよい天気の日とは、そんな感じ。
じき日も暮れて、何もなし得ていないということに対して、ひどく残念な気持ちになる。
そして、夜も深まろうというときになってようやくピアノを弾き始める。
この時間こそが、私にとっては本来の自分として生きている時間なのだろう。
この繰り返しで、人生が少しずつ進んでいく。
さて！
からりとした晴天にも翳りが生じてきたので、そろそろ気持ちよく音楽を作る時間ざます。
