Darieの超~お気楽日記

音楽家Darie(濵田理恵)が日々のことを綴る、超~お気楽日記。

ちょっと旅行〜

darienonikki2008-02-11

夜明け前、まだ真っ暗ななか、タクシーを呼び、ぴゅっと飛行機に乗る。
一日のうちに、雪と青空とみぞれと曇天が、交互にめまぐるしくやってくる、山陰。
お醤油が甘く、お水もほのかに甘い。きわめて好みざます。
お魚はおいしいし、足立美術館はすんばらしいし、日照時間が短くて魅力的な土地だなぁ(って、変な基準かちら・・?笑)。
最終日には京都をまわって佳水園に泊まる。
西洋式のホテルの中に、こんなつつましやかで美しい数寄屋風造りの日本家屋があることに驚いた。
お庭には前日に降った雪が、まーるく盃の形を模した草の上に融け残って、様子が良い。
あまりの様子の良さに、いつまでもいつまでも見つめていたいの心地〜。
夜は草喰料理にまったりと有り難やの心地〜。
お連れくださった諸氏へ、感謝感謝、また感謝の心地〜〜。


25年ぶりに早朝の清水寺にも訪れる。
韓国人らしき観光ガイドさんがハングルで説明をまくしたてている。
朝だというのに、すでに観光客がちらほらいる。関西弁、標準語、あちこちからいろんな言葉が聞えてくる。
清水の舞台をじっと眺めていると、ここで繰り広げられた学生時代の京都旅行でのオバカなエピソードが次々と脳裏によみがえり、ご本尊を前にして思い出し笑いをこらえるのに一苦労であった。。
ああ、あの当時、私のまわりには、なぜあんなに奇抜で面白い人々が溢れかえっていたのだろう。
奇天烈で聡明で、危険で(笑)、ナイーヴで。
作り出すことに、楽しむことにマメな人々。どこか突き抜けた人々。


4日間の旅を終えて帰宅すると、リビングではフリージアがひんやりと咲き微睡んでた。
脈々と続く老舗、跡取り、血筋、男色、しきたり、などなどについて考える。
上の写真は、走り書きのスケッチ譜に捺した、小泉八雲旧居のスタンプ。



誰もいない公園。島根県のとあるところ。



作り物みたい。