ライブは楽しく終了。 いらしてくださったみなさま、ありがとうございました！ 私はちょっとばかり声が万全ではなかったのですが、でもこの日私が伝えたかった何かが聴いてくださっている方々の心の奥に届きますように、と、願いながら歌った。 過去の自分を…

オチゴトで数十曲の歌モノを作ることになり、ここ一ヶ月ほど、えっさほっさと作っちゃアレンジ、作っちゃアレンジ、を繰り返してきたが、ついさっき最後の曲のアレンジ作業が終了し、心晴れ晴れとお風呂に入った。 ああ、長かった。 ああ、良い出来だ。 ああ…

人生の節目節目には、受講の申し込みをしたおぼえも授業料を払ったおぼえもないのに、先生のような人がある日突然目の前にあらわれて、なにかしらの手ほどきをしてくれることがある。 頼んでもいないのになぜこの人は私にこんなことを丁寧に教えてくれるのだ…

秋めいてきたざますね〜。 ドカーンとわかりやすく暑い日が、今年の夏は思い返せば少なかった。 真夏の海辺だのプールサイドだの屋外テニスコートだのに佇むことはまずありえない私ですが、日傘を忘れて外出したことを心底後悔した日が、数えるほどしかなか…

将来の夢はなんですか、と問われて、さすがに心の中にあることなど言えなかった。 だって、他人のことはおろか、自分のことさえ何もわからない。 それが人間というもの。 私はこれから五つ子を産むかもしれないし、何かの間違いで三千年生きるかもしれない。…

台風とともに実家の母がやってきた。 彼女の口調は台風の目のように静かであるが、その行動の破天荒さにおいて一事が万事とにかく油断ならない母なのである。 極端な方向音痴で恐ろしくマイペース。 私にとってまさに台風そのものの母は、とつぜん美術館に行…