かつて、パパ・タラフマラというダンスカンパニーを主宰しておられた演出家の小池博史さん。
現在は『小池博史ブリッジプロジェクト』にて精力的に多くの作品を生み出しておられる。
このたび、小池さんの作品集『夜と言葉と世界の果てへの旅』の出版記念イベントの一環で、小池さんのトークイベントにゲストとしてお呼びいただいた。
とても楽しみなのである♪
少々ライブパフォーマンスもさせていただきます。
1月18日(金)19時より
Gallery shell 102(武蔵野市吉祥寺南町2-29-10)
2000円+1ドリンク(500円)
ぜひぜひお越しください。
詳細はギャラリーのHP
もしくはFacebookページ(チケットご予約フォームあり)
小池博史と仲間たち展 ―「夜と言葉と世界の果てへの旅」出版記念
に掲載されています。
私がパパ・タラフマラの舞台を初めて拝見したのは、1992年の「ブッシュ・オブ・ゴースト」(於:パナソニック・グローブ座)という作品だったと記憶している。
友人から「すごいらしいよ!」と誘われるがままにふらふらと行ってみたら、いきなりドカンッと衝撃を受けた感じだった。
そのスケール感、作品全体に通底する端正な質感、多彩で魅力的なパフォーマーたち、劇場全体に逆巻くエネルギー、先鋭的な音楽、すべてに圧倒された。
当時私は1枚目のソロアルバムをリリースして約2年が経過。CM音楽やアニメ曲の作曲をしていた時期だった。
商業的な音楽制作をする一方で、友人と組んでアートのインスタレーションイベントなどにも関わっていた頃で、1994年にはパパ・タラフマラの主要メンバーだった小川摩利子さんにお声がけしてスパイラルガーデンで行われた公演で共演させていただいた。
小池さんのワークショップにも一度だけだが参加したことがある。
私は演劇の音楽も作るが、その公演にタラフマラメンバーだった役者さんが出演されることもあり、パパ・タラフマラの活動は私の周辺の舞台作品に携わる人々の間では常に何かしら話題となっていたものだった。
小池博史さんという一人の演出家の、広大な内的世界で形作られる、小池作品の特異性。野性と美醜と辺境感の入り混じった、言語化のきわめて困難で独特な色彩を持つ世界。
パパ・タラフマラが終了し、あたらしいプロジェクトに移行されてからも、タイミングが合えば作品を拝見しているが、観客に「面白い/面白くない」の判断を求める基準をもはや軽く超えている。そのことが私には最高に面白い。
なので終演後に小池さんにご挨拶する際、私は力強く笑顔で「すっごく面白かったですよ!!」と毎回申し上げている。(筈だ)
1月18日の小池さんとのトークイベントは果たしてどんな展開となるのか。どんなお話を伺うことができるのか。
心の底から楽しみなのだ。
♪♪♪4thアルバム「ダリエ百葉窓」は好評発売中です♪♪♪
ご購入は発売元のサナートサナートさんでどうぞ。
http://sanat-sanat.com/line-up.html
♪♪♪アルバム楽曲解説♪♪♪
当ブログに掲載しております。
日記のように一日につき一曲、書き進めました。
全21曲。
https://darienonikki.hatenablog.com/entry/20141228