Darieの超~お気楽日記

音楽家Darie(濵田理恵)が日々のことを綴る、超~お気楽日記。

日食、1994年、、、

新譜の楽曲解説を書かねばと思っているうちに、リリースから早7週間になろうとしている。
ありがたいことにもリリースした翌週にはディスクユニオンさんの「日本のロック」部門でチャート1位になって、みんなに「ダリエちゃんってロッカーだったんだね!!」と派手に驚かれたりもしていたが、いつかは収録曲の背景を作者の私自身がどこかに書かなければ、聴いてくださっているみなさんには、少々不親切だろうとも思う。
お芝居のために書いた音楽とか、インスタレーションのための作品、と説明してあっても、そのお芝居もインスタレーションも同じものを再び目の前に現じさせることはできないから。


アルバム収録曲中、もっとも過去のものとなる音源は、20年前のものが3曲。
その3曲に関して、ライターユニットとして活躍中の「いとうやまね」の構成メンバー、伊藤美保氏が回想録をブックレットに寄稿してくれている。
伊藤氏は武蔵野美術大学時代からの朋友だが、彼女はかつてRica Sevastianという名前で数々のアートイベントをプロデュースしていたことがある。
「水辺にて」「残照」「光彩」は、彼女がプロデュースしてくれた私のステージや、仲間とのアートイベントのために録音した曲たちだ。


そして、彼女が書いてくれている1994年の日食のこと、青山スパイラルガーデンでのアートイベントのことについて、私が拙ホームページのエッセイでも15年前に触れているので、あわせてお読みいただくことをおすすめします。
『デイジーのこと、その1』
http://www.darie.com/essay_text/essay010.htm