Darieの超~お気楽日記

音楽家Darie(濵田理恵)が日々のことを綴る、超~お気楽日記。

病かツキか

1年、ほどになるか、とあるモノを預かっていた。
預かっていたというよりは、譲り受けた、というべきかもしれない。
金銭が動いているから、正しくは、買い取った、ということになるが、でも、ニュアンスとしては「預かっていた」に限りなく近い。
ごく最近、ソレは、私の手許からはなれ、もとの持ち主のところに一旦戻った。
一旦、という条件がついているのだから、時期がくれば、いずれまた私のところに巡ってくるのだろう。
モノに限らず、こういうことがたまにある。
たとえば、「病」なんかもこういう性質があるのではないか。
あと、「ツキ」などもこういう動き方をするように思う。


だから、モノをどこかに無くしたり、モノがひょっこり出てきたり、という時には、変にいろいろ考えてしまうのだ。


ここ数日、ただごとではない湿気。
夜、外に出ると、すべてが靄っている。
メガネがくもり、息を吸い込むと一瞬にして鼻孔内が水蒸気に覆われる気がする。
くもってよく見えないメガネをかけながら歩いてみると、いつもより音がよく聞こえる。
雨の日は遠くの音がよく聞こえるのだ。狭い街がよりいっそう狭く感じる。