Darieの超~お気楽日記

音楽家Darie(濵田理恵)が日々のことを綴る、超~お気楽日記。

宇宙のどこかまで

Darie次回ライブは11月22日、京都RAGです!ぜひお越しください。
詳細は↓へどうぞ。
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少女達の合唱を聴いた。
こういう年頃の人達の合唱を聴くのはとても久しぶり。
それにしてもずいぶんと難しい曲も歌うのですね〜、少女達よ。
シャーマニックなものとか、声そのものにエネルギーや魂が宿ってないと歌えないような、生命力にあふれた、抽象的で美しい曲を次から次へと。
マリー・シェーファーの「マジック・ソングス」とか、間宮芳生の「空がおれのゆくところについてくる」とか。
でも、「おてもやん」や「ずいずいずっころばし」も素敵なアプローチで、何より少女っぽくてすばらしい。
タケミツメモリアルの天井を突き抜けて、宇宙のどこかまでずーーーっと響いていくような歌声だった。


・・・恍惚となっている場合ではない。
今まさに暮れようとしている西の空を眺めながら和やかに珈琲など飲んでいる場合ではないのだった。
我に返れば、締め切りという現実がズドンと目の前に。
しかも私としてはおそろしく珍しいことに、今夜は見たいテレビ番組もあるのだ。(!)
あれもこれも、と、今日やらなければならないことが一気にイメージの津波となって押し寄せる。
しかし。
まずは、自分の前に置かれた珈琲を美味しく飲みきるところから。
ついさっき聴いた、シャーマンになってしまったような少女達の歌声に、やさしく揺さぶられながら。