Gastronomicsの次回ライブは、7月22日（金）。
西麻布「新世界」にて。
ぜひお越しくださいね。詳細は↓
http://yamamiya.wordpress.com/2011/05/13/etedetokyo/
土の上に立っていると耐えられないほどの灼熱なのに、海の上に出ると、とたんに涼しくなる。
それまでと違う地平が見える感じがする。
自分の中の、気づかなかった属性を見つけられそうな気持ちになる。
そうなのだ、海に出ると、身も心もひろびろとなる。自由に、開放的になって、小さなこだわりから解き放たれる気がする。
とはいえ、私のあくまで個人的な印象としては、海との結びつきの深い民は、案外冒険嫌いで、コンサバでオーセンティックな生活を好むように思える。
境界の定かでない「水」を「地面」にしていると、むしろ自分の中の保守的な部分を愛するようになるのかな。
じゃあ、手のひらですくうことも、数えることも、触れることもできない「音」を「地面」にしている音楽家は、果たしてどんな民なのでしょう。
そんなことを考えながらピアノを弾いてると、きっとまた前回のライブのときみたいに思いもよらないところで大間違いをしてしまうから、余計なことは考えずに、ただただ私らしくがんばろう。
みなさま、どうぞ足をお運びください。
