春一番、、、だったのかしら?
リビングで歌詞書きのオチゴトをしていたら、3面ある窓の外から大々的なサラウンドでもって、風のうねる音が聞こえてきた。
春の嵐、まさに大荒れの様相である。
無数の長ーい「さらし」の生地が、生き物のようにハタハタヒラヒラと「外」を埋め尽くしてる、そんなイメージ。
そんな、うねりにうねる春の風何枚かを隔てて、突然猫が叫んでいるようだったり、近所のどなたかの植木鉢が落下しているようだったり、一つ目小僧みたいなイラストが描かれた目医者の看板が舞い上がっているようだったり。
このリビングの中はこんなに静かなのに、外の世界はものすごく騒々しくて、生命力にあふれてて、カラフルな感じがした。
気分転換に、春の嵐の中をふわふわと泳いで近所のグラウンドまで散歩してみようかな、とも考えたけれど、こんな生暖かい日には花粉もたんまり飛んでいることでしょう。
だからやっぱりやめときまちた。
いまだ花粉発症未満の私ではあるけれど。
こんもり積もった雪をギュッギュッと踏みしめて深夜の食事にでかけたバレンタインデーは、ほんのちょっと前のことなのに、もう春一番。
いろいろがんばらなくては!
とりあえずは、目の前の締め切りとか、日々のこととか、大切にやっていかないとね。
お芝居の音楽を作りますよん。
「あるジーサンに線香を」(原作:東野圭吾)
演出:中村金太 脚本:福田卓郎
三越劇場にて4月8日〜17日
一般発売:3月1日より
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