ご近所の友人達といっしょに三味線を習っている。
懇意にしているカフェの営業時間外を利用させてもらって、先生にお越しいただいてるのだ。
生徒さん、M美大出身の私以外はみなさん音楽大学出身者。糸の調子を合わせるときなどは「ツェー」だの「ゲー」だのドイツ語が飛び交ってる。
それだけ聞くとなんだか凄そうな社中だが、きわめてのんびりとカリキュラムは進行していて、レッスンのあとの珈琲タイムも楽しいし、とにかくお教室が始まって一年以上経つ中で一人も脱落する人がいないのはすごいことだと思う。
我らが師匠は柳家小春さんという方。
イソノヨウコというお名前でイラストレーターもされている。
たいへんに懐の深い方で、彼女のレッスンにはただただお勉強として三味線や唄を学んでいくだけではない面白さがあるのだ。
本日も、お稽古に入る前に気功の呼吸法を教えていただくところからスタートした。
呼吸はとても大切で、たとえば私も自分のライブの出番前などには、ヨガのウジャイの呼吸をする。
吸って吐いてのワンセットがとても長いので気持ちも落ち着くし、集中できるのだ。
「外」を敏感に感じると同時に、自分の中に自分、またその中に自分、そのまた中にいる自分、という具合にどんどん自分の内側に向かって集中していく。
小春師匠の気功伝授のおかげで、今日の三味線教室にも和やかで心地よい気が満ちてた。
すこやかな集中の時間を持つと、そのあとのオチゴトがとてもはかどる！
さて、どんどん片付けていかないと1月があっと言う間に過ぎ去ってしまう。
今年は友人達とのコンピレーションアルバムを作る企画もあるし、その他あんなことやこんなことを実現させなければならず。
とにかく目の前の課題をひとつずつ、ですね。
