重大な約束が反故にされたり、あれほど綿密に決めたはずのスケジュールが動いたり、倫理的に間違ってることが起きたり、夢にまで見た上カツ丼を頼んだのにお子ちゃまランチがきたり、要するに信じられないほど理不尽なことがあったとき、人はどうするのだろう。
自分ががんばってそのことがどうにかなるのだったら、がんばるのだろうか。
あるいは、どうにもならないと判明したのだったら、思考から切り捨てて別のステージに軽やかに移動できるのだろうか。
案外そうやすやすとはいかないのだろう、と思う。
どうにもならないとわかっていることだから、執着が生まれる。
手に入らないものだから渇望するのだ。
ちょっとがんばって手に入るものならば、がんばらなくてもじき手に入る。
がんばれば、それだけ成就が遠くなるのだ。
なぜなら人の心は不可能色が濃厚であればあるほどがんばる仕組みにできてる。
というわけで、単に面倒くさがりやの私はがんばらないことに決めたのであった。
お子ちゃまランチでも、まあいいじゃないか。
なんのことやら。（笑）
お子ちゃま向け音楽業界のスーパースター、ケロポンズさんのアルバムにアレンジで参加しました〜。
『ケロポンズのゆかいなうたあそび』。
発売は2月24日、キングレコードから。
