Darieの超~お気楽日記

音楽家Darie(濵田理恵)が日々のことを綴る、超~お気楽日記。

夢に出てくる

東京ミートレアというお肉のテーマパークへ行ってきた。
しかしながら行った日は休日で、たいへんな混雑。
そもそも駐車場事情がキビシイ。車を停めるのに数十分。
さらにテーマパークのフロアに入場するのに30分近く並び、やっとこさ入場できたかと思えばそれぞれのお店の入り口には長蛇の列。
ここでまたしても30分、人気店だと1時間ほど並び、ようやく入店できる。
なわけで結局トンテキなるものをいただいてきましたが、美味しさを堪能する前に並び疲れて眠くなってしまった。
まだ夕刻過ぎにもかかわらず帰りの車のハンドルがかなり怪しかったほど。
エレベーターのお兄さんが「ガラガラですよ」とすすめる平日に、電車で、ストレスなく再訪問してみたいものだ。
このテーマパークは私鉄沿線のニュータウンにある。
たくさんの集合住宅が乱立するあたらしい街は、とても巨大で、がらんと空が広い。
屋上駐車場から見渡す景色は夢の中の風景のよう。
この感覚を味わいにまたこの場所に来てみたいなと思った。
ぜひとも空いてる平日に。(笑)


肝心のお食事だが、私がいただいたトンテキはほどよい塩加減で、肉々しくジューシーで美味。
いただきながら、その昔100回は通った、とある洋食屋さんのポークソテーが思い出されて、むしょうに食べたくなる。
私は26才くらいまで料理がほとんどできなかった不思議な女だが、ある日を境にほとんどの料理が作れるようになった。
嘘のようなホントの話しで、20代前半までの知り合いは私がおにぎりも握れないと思っているのだ。
しかし、おにぎりも握れない人間など本来はいるはずがなく、誰だってやればできる。
ある日を境になんでも作れるようになった私は、忙しくて買い物に出られないようなときでも家の中にあるものを最大限に活用し、材料が潤沢にあるときはそのように、なければないなりに。家に数十人お客が来るときには、ドリフのコントで天井から落ちてくるような大きな文化鍋何個分もの料理をわしわしと作りたおした。
普段の生活でも結構手のこんだものを音楽作業の合間の気分転換と称して作っていた。ピアノ弾きは基本的に手を動かすのが好きなのだ。
外でいただいて印象に残ったお料理は、目と鼻と舌を駆使して真似してみたり、どの家の主婦もやってみるようなことをしていたわけだが、どうしても真似のできないものがあって、それがそのお店のポークソテー。何度いただいても絶妙な火の通し具合に唸ってしまう。
ああ、あのポークソテーが食べたい!
夢に出てくる美皿のひとつ。