友人がプレゼントしてくれた造花のブーケがとても素敵なので、リビングの花瓶に飾っている。
造花なのに、生きているかのような瑞々しさ。
毎日少しずつ花弁が開いているようにも見える。
疑似の「生」なのに、不思議とライブ感があるのだ。
人形浄瑠璃のお人形に、ある瞬間を境にしてまるで生命が宿っているように感じるのと似ている。
お人形に生命が吹き込まれたわけではなく、そのお人形を見つめている私の心の中の変化。
造花が生きているのではなく、それを見つめる私の内側の変化、なのだろう。
であるならば、死者を蘇らせることも、失った何かを取り戻すことも、案外容易なような気がしてくる。
ただ、自分が変わればいいだけ。
さて、今年は怠け者の私もライブだ舞台だと慌ただしいのであーる。
7月と9月にライブをやります。
詳細はまた追ってお知らせしますね。