やるべきことがいっぱいあるとき、手に余るとき、それでもがんばっていると自分でも知らないうちに馬鹿力が出て、ホイホイ片付くときがある。
ここ数日そんな奇跡の馬鹿力を無尽蔵に噴出させていたが、やるべきことに一区切りついたら、パタンとなにもする気が起きなくなった。
この奇跡のペースだと来週にやっつけようと思っていたオチゴトまでをもざっと仕上げてしまえるな、しめしめ、それによって空いた時間を遊び倒してやろう、なんて皮算用してたのが、なんだか突然「もういいや、やめやめ」モードになり、ヨガマットの上でうだうだ軟体動物になって数時間が経過する。
当たり前といえば当たり前。
人間、そういつまでも奇跡の馬鹿力は持続しないのである。
何も考えずにぼんやりすることをお脳がすすめているのだから、素直に従って、何も考えない。
考えない考えない。
本も読まない。
読まないが、とある書籍をネットで注文しようと試みた。
2ヶ月ほど前、よく行くお店で友人達と話題になった人物がいる。
その人物の著書を突然読んでみたくなった。
と、絶版。
へぇ、絶版。
他のサイトを見ても、品切れ。ほぉ、品切れ。
奇跡の馬鹿力が尽きてその人物の本を読みたくなった人は、今日、私の他にたくさんいるということかちら。
形態形成場的に、その人物の本が奇跡のブームなのかな。
ブームって、ある部分、そういうことなのかもね。
いや、考えない考えない。（笑）
