オチゴトの合間に、実務。
いやー。これぞ実務って感じの実務。
譜面や歌詞以外のものをこんなに大量にコピーすることって、私の稼業ではまずあり得ないのではないかしら。
ブーたれる私の横で、我が家のコピー機はもくもくと実務と遂行しておりました。
機械って、律儀で正直で一生懸命で、かわいいにゃ。
かわいい相棒って感じ。
相棒といえば、実家のピアノの調子が少し悪いらしい。
そのピアノはアップライトなのだけれど、私が子供のときから愛用してきたもので、今でもちょくちょく帰省してはこのピアノでオチゴトすることもある。長いおつきあいの相棒その1である。
東京の空気とはひと味もふた味も違うふるさとの空気を吸いながら、母親のいれる珈琲をおともにナゴナゴ書く曲は、普段作るものよりも明らかにお子ちゃま度が高い。
別室には相棒その2がドデンと構えていて、その子は高校生時代に習っていたハモンドオルガン。
ぶいぶいさせなきゃいかん曲は、この相棒その2で作る。
思えばこれまでの人生で、私はたくさんの相棒達にささえられてきた。
大学生のときに使っていたピアノ、それを売ってかわりに買った懐かしのCP-80、元伴侶のグランドピアノ、雨の日暮里で買ったイタリア製のアコーディン、数ヶ月待ちで手にいれたドイツの鍵盤式ハーモニカ、etc,etc,etc。
でもここ数年、一番私を支えてくれている相棒は、やっぱり今の家にあるグランドピアノだろう。
こればかりは、私物ではなく、この家の大家さんの持ち物。
これでもかとよく鳴って、私の無軌道な情熱にしっかり応えてくれる、無敵のピアノだ。
ワタクシの次回ライブは、2009年3月6日（金）、MANDA-LA 2 にて。
ぜひおこしください！
Darie（vo,pf）
with 武川雅寛（vln,tp）、矢口博康（sax)
guest あがた森魚
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