とっぷり日が暮れて、西荻窪のライブハウスへ向かう。
日中の暑さが建物の壁や屋根から蒸発しきらず、街全体がもわっと膨張していて、私の頭の中も半分夢を見ているかのよう。
東南アジアあたりの見知らぬ街角を歩いているような気分。
そんな半ば身体が浮かび上がったような気分のまま、古い友人である安部OHJI氏が参加しているR・O・M・Aというバンドのライブを見た。
喉を患って入院していた彼は、退院して間もないというのに精力的にライブ活動を展開している。
生で初めて聴くR・O・M・Aサウンドは、私のツボにぴゅんぴゅんはまって、とても楽しいライブ。
手術で声を失うかもしれなかったOHJI氏、なんでも小腸の一部を喉に移植したとかで、この日もベースをブイブイ弾きながら元気に歌っていて、感動。
客席には久しぶりにお会いする知り合いが数人。
終演後は、日本一の桃の産地で歯医者さんをしておられる知人にも遭遇。
え〜〜〜、なぜここに、わ〜〜〜、今度私もライブやるんですぜひぜひ、きゃ〜〜〜、おつかれさま、ね〜〜〜、しばらくぶり、、、、てな感じで盛り上がる。
このあと、別の友人のライブ会場を訪ねたら、もう演奏は終わったあと。おつかれさまの乾杯だけご一緒させていただいた。
この日はライブ日和だったのか、各地で色んな友人がライブをしていたのだ。
夢見がちな熱帯夜は、ライブをするのにも見るのにも、うってつけ、ということかちら。
Darie次回ワンマンライブは9月3日、MANDA-LA 2 にて。
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