Darieの超~お気楽日記

音楽家Darie(濵田理恵)が日々のことを綴る、超~お気楽日記。

身体の一部

聖夜から12日目の夜、おそらく深夜、だれもが、恋に身を焦がし、この夜が明ければ、その恋のために死んでしまうかもしれない。
そんな歌を劇中でピアノを弾きながら歌うのであるが、毎回、自分なりの愉しみがあって、もう今日が千秋楽かと思うと途端に名残惜しくなる。
作っていただいた衣装は本当に素晴しくて、性別や時代やカテゴリーや生死を超越している。
薄緑色した、触手のような羽のような命の産毛のようなものが、背中から生えている。
これがだんだん自分の身体の一部になりつつあって、コワイと同時にとても嬉しいのだ。
スモーキーな金髪のショートヘアのウィッグも、もうすでに身体の一部。
ぜんぜん別の記号が自分の身体の一部になる、ということが、興味深い。