昼間、ちょっと用事があって近所を車で走ったら、とてもとてもいい天気。
昨日も倒れそうなほどの青空だったけれど、今日は今日で爽やかな、それでいて陰翳もある、日本の美しい冬の陽気。
しかし、私は家の中でスタジオとリビングを行ったり来たりしながら、閉じこもり作業の日であーる。
なぜ行ったり来たりする必要があるのか。
我が家は妙な形をした家で、曲がりくねった廊下をずんずん歩いた端っこにリビング、もう片方の端っこにスタジオがある。
途中に5つの扉をくぐりぬけなくてはならない。
だからなのかどうなのか、とにかくリビングに設置したAirMacベースステーションからの信号が、スタジオではキャッチできないのであった。
問題を解消するアイテムも売られているようだが、とくに不便も感じていないので、メールをチェックしたりネットで調べものをするたびに、曲がりくねった廊下をスタスタ歩いて行ったり来たり。
リビングに来るたびに、お菓子をひとつ、次に来たときにはお茶を一杯、その次には雑誌を一冊、という具合に、毎回何かしらの息抜きの友を持ち去る。
しかし、最大の息抜きは、やはりベッドにゴロンと横になること。
悪いことにスタジオとリビングをつなぐくねくねルートは、必ず寝室の前を通る。
この部屋の扉を開けてしまったら最後、作業は軽く2時間は中断され、のちのち深〜く後悔することになるのだ。
そう、眠いときが創作にもっとも適したときなのだ、私にとって。
ということを肝に銘じながら、今日もスタスタ行ったり来たり。