Darieの超~お気楽日記

音楽家Darie(濵田理恵)が日々のことを綴る、超~お気楽日記。

噛み合わない

darienonikki2008-02-02

春眠モードなのか寝不足なのか、頭の芯がぼんやりするので、お昼寝をした。
たちまち夢を見る。
夢に出て来た場所はあまりに懐かしい場所だった。
そこは私が小中高と通った母校が所有していた校外施設で、長野県の聖山にあった宿舎。
児童や生徒が強制的に行かされる林間学校や、クラブの合宿などに使われていて、私はおそらく10回以上は訪れているはず。
板の間の広いダイニングルームの窓際で自由時間に本を読んだり、クラスメートとピアノの連弾をして遊んだり。
小学部時代の林間学校のときには朝食でヤギのお乳が出され、ほんのりした甘さと風味に感動したものだった。
その思い出深い場所で、現在の友人達と宴会をしようと買い出しの準備に忙しくしている、という夢だった。仕事先の人も数人まじっている。
なぜいま、聖山の、あの宿舎が夢に出てくるのだろう。
そのことがとても不思議で目覚めたあともしばらく呆然としていた。
お酒を一滴も飲まなかった場所としてインプットされている空間で、これから酒盛りをしようと意気込んでいる、という状況が、まったく噛み合わなくて気持ち悪い。
たとえば、自分が小さい頃に亡くなった思い出の中のお酒が飲めない祖母とワインを楽しく飲んでいる、という夢は、きっと見ない。
もし見たとしたら、とても不思議な感覚にとらわれるのだと思う。
こういうこと、ないですか?