Darieの超~お気楽日記

音楽家Darie(濵田理恵)が日々のことを綴る、超~お気楽日記。

報じまっしゃろ

私の父は12年前に他界している。
父の四十九日の法要が終わって、数日経った頃、伯父が突然亡くなった。
そんなわけで、私の一族的には、仏事の行われる節目の年は1ヶ月ほどのあいだに法事が二つ重なって慌ただしい。
来月に迫った伯父の法事の日程を携帯電話のスケジュールに入力していたが、「法事」というありふれた単語を打つだけなのに、私の携帯はなかなか思うようにさせてくれないのであった。
「ほうじ」と平仮名で打って変換すると、筆頭に出てきたのは「法人」「北条」。
は・・・?
なぜに北条。。
次が「芳醇」。
方丈記、法人格、法人税。などなどが続く。この変換から見る限り、この携帯の持ち主はずいぶんお堅い職業についているみたいじゃぁないですか。実際はフニャフニャ曲だの詞だのを書いて生活しているだけなんだけどなぁ。
そのあとは、「報じる」の活用形が延々と続く。
「報じた」「報じない」、ここまではわかるとして、、、、いきなり「報じへん」。なぜに関西弁?
「報じます」「報じられ」と当たり障りのない活用がいくつか並んだあとで、またも「報じまっか」。
だからなんで関西弁なのだ・・・。
そこからあとは、「報じまっせ」「報じまっさ」「報じまっかいな」「報じまっしゃろ」「報じなんだ」「報じへんかった」・・と、大阪出身の私ですらほとんど耳にすることのないディープな「報じる」関西弁活用形がずらずら。
この携帯なに〜〜?
結局、私が本当に変換したかった「法事」に辿り着くのに、かなりスクロールをしなくてはならなかった。
携帯にスケジュールを一件入力するだけで、えらい笑かしてもらいましたわぁ。