急性肺炎に、なんでも「鯉の生き血」が効くのだそうだ。
血を取ったあとの身もグザグザに叩きつぶして(そう書いてある。グザグザと・・)すり鉢ですって胸にのせれば、より一層効くのだそうだ。
数日前、おばあちゃんの知恵を網羅した民間療法の本をヨガリトリートの滞在先で購入したのであった。
それによると、生きたミミズを使ったお粥は、流行性感冒の際の解熱発汗にめざましい効果があるのだそうだ(!!!)。
私達の生活圏内で鯉やミミズがそれほど身近な生き物でなくなって久しいけれど、彼等がたとえ身近な生き物であったとしても、これは間違い無く躊躇われる。たとえどんなに効こうとも。
民間療法、おそるべし。
こんなに不規則な生活を続けても病気ひとつしない健康な私は、西洋医学にも東洋医学にも民間療法にも、それほどお世話になることなく楽しく日々を過ごせている。
ひとまずそのことに深ーく深ーく感謝しなくてはね。
あれよあれよという間に、9月も終盤。
いろいろ据え置きになっていた諸案件をそろそろバッサバッサと片付けねばならない。
ごくごく個人的に、極めて内省的に、悩み多き季節だった。
画像は、天日干し真っ最中の黒ゴマ。
この無数の「みのむし」みたいなサヤの中に、あの芳ばしいゴマちゃんがいるのだねぇ。
富士山のふもと、河口湖にて。