Darieの超~お気楽日記

音楽家Darie(濵田理恵)が日々のことを綴る、超~お気楽日記。

ゴールデンウィークスペシャル再配信のご案内

少し前に配信しておりましたインスタレーション動画作品の、再配信のご案内です。
見逃したよ〜という方、ぜひご覧下さいませ。^ ^

shell102.stores.jp

そして、そして、

gallery shell102 GWの動画のススメ6
「Darieヴォイス」(ショートムービー)
こちらはフリー配信です。
一昨年のオンラインワークショップ開催にあたり、参考資料として作りました。
インドの楽器シュルティ・ボックスと、ヴォイス。自由に歌い囁くよろこび。

赤ちゃんのご機嫌がよくない時に〜

4位に「とんとんトマトちゃん」^ ^。
原曲の作編曲と、作詞の半分を担当しています。
もともとは、Eテレの『いないいないばあっ!』という幼児向け番組で作られた曲です。
今ではカバー動画がたくさん作られていて、多くの方はそのカバー動画をYouTubeでリピートされているようですね。
私の作った曲がカバーされ、何らかの形で世の中の役に立っているのであれば、とても嬉しいです。
先日も新幹線の中でクズってるお子さんにトマトちゃん動画を見せてるママを目撃し、ニッポンのママたちがんばれーと無言でエールを送っておきましたよ。

クラファン、始まりました!


こちらでもお知らせしておりました6月17日のイェイツ作品の公演のチラシ画像です。
↓通常チケットのお申し込みはコチラから。

https://forms.gle/p8K8agMLHjTh7gYT9

↓そして配信チケットの購入ページはコチラです。
https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=71791&



そして、本日よりクラウンドファンディングが始まりまして、さまざまなリターンが用意されております。
出演者によるマンツーマンでのオンライン朗読視聴権や、ワークショップの受講権、オリジナル手拭い、など、など、など。
メンバーのプロフィールや作品の詳細も掲載しております。
ぜひ一度ご参照くださいませ。

https://camp-fire.jp/projects/view/651992?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show&fbclid=IwAR141z99NgH0yI6Yvg369OP9d5Hneg8j7icY_BYxkSXdmhjD1_CgeWsWe7o


奇妙な伯母さん

弟宅の娘たちは一卵性の双子。
ごく小さい頃はそっくりな姿形をしていたけれど、この4月から小5ともなると、それぞれの個性が際立ってきた。
同じ生活環境、同じタイムラインの中で成長しているのに、もともと食べ物の好みも違う。
すでにコミックや音楽の好みも違う。
一人は右利き、もう一人は左利き。
今後はおそらく、好きなファッションも映画や絵画の好みも、本人にとって居心地のよいコミュニティも、まったく異なる人間へと成長していくのでしょう。
 
親は、それぞれの子どもに適した教育プログラムを用意するのだから、本当に大変な役割なのだなと、はた目に見つつ、いつも思う。
抽象的なこと、たとえばアートが好きな子どもにはそのように。
現実的で解答が導き出せる領域が好きな子どもには、そのように。
足りないところを補ったり、または親自身の直感に任せてみたり。
どの子どもにも同じ教育プログラムがあてがわれるのは学校だけで、家の中は違う。
一人一人をちゃんと見ていないと、とてもできないよねぇ。
世のパパママすごいね。^^
 
姪たちにとって私は、たまにやってきて突飛な提案をしたり不思議な情報を提示したり、ピアノの連弾の即興に誘ってみたりしながら、弟の作ってくれるハイボールを2杯ほどご馳走になって、帰っていく奇妙な伯母さん。^^
今度は簡単な画材を持っていってフリードローイングを提供してみようかな。

ここ数日のこと

4月1日は一昨年亡くなった母の、誕生日。
なので、お墓参り。そして仏壇にお供え。
般若心経も私なりのボイスパフォーマンス的アプローチでしずしずと。^^
この写真を見る限り、ご機嫌なようでよかった。生前愛用していたマグカップで珈琲もお供えしたのがよかったのかもしれない。
写真といえども、その日その日で顔つきが微妙に違うのです。おそろし。
4月1日という日は、晴天確率が高いのではないかと、ふと思う。
この日も大阪はいいお天気でした。

霊園は桜がまさに見頃を迎えており、一人静かなお花見。

 

そして、その翌日には、父方の叔父のお葬式。
叔父、晩年は痴呆のせいでとても可愛らしいおじいちゃんに変身していて、若い時からいつもにこにこと朗らかだったのが、更に朗らかで穏やかな人に移行していったそう。
旅立つということは、新たな始まりでもあるのだけれど、棺の中の叔父の顔はうっすらお化粧が施されていて、「きれい!」と妹と声をあげるほど美しく。
私の知っている叔父よりもかなり痩せていてまるで別の人のようだったけれど、見れば見るほど本当に美しくて、今年に入って病気が続いたと聞いてもいたので、ああ、こんなにきれいな姿での旅立ちとなったのは本当によかったなぁ〜と、手を合わせました。
久しぶりに親族が集まって、故人を偲び、とてもよきお葬式。


ふんわりした気持ちで帰宅すると、夜、ネットニュースで坂本龍一さんが亡くなられたことを知り、思わずまた手を合わせる。
叔父も、坂本さんも、どうかよき旅路でありますように。
坂本さん、2010年に北米ツアーをされ、その模様がライブ配信されましたが、私はバンクーバーでの公演を東京の家で視聴。その日のことをブログに書いていたのでした。
この時、初めて坂本さんの音楽にちゃんと触れたような気がします。

darienonikki.hatenablog.com



昨日は、パブロ・カザルスで有名な「鳥の歌」のチェロ独奏をネットで流して仏壇の母に聴かせるの儀で締め。
母が「鳥の歌」が好きだったということを御斎の席で従兄弟から聞いたのでした。もっと早く知っていたらいつでも聴かせてあげたのに。

もぐらトンネル

Eテレおかあさんといっしょ』では、これまで何曲か楽曲提供をさせていただいていまして、「もぐらトンネル」という曲もその中のひとつ。作編曲を担当しております。
書かせていただいたのはかなり前のことで、長きにわたり歌い継いでいただいています。
それは本当にありがたいことなのですが、ここ数年、なぜだか放送されるたびにTwitter上が賑わい、楽曲名がトレンドにあがってくるようになりました。
どうやらミュージッククリップにおける体操のお兄さんの上腕二頭筋が素晴らしすぎる、というのが理由のようで、私も拝見しましたが、たしかに素晴らしいのです。私はとくに筋肉フェチではないけれど、意外性マジックの妙とでも言いましょうか、やさしそうで華奢なお顔つきと逞しい二の腕のギャップが生むはげしい予定不調和度が、見ている人の心を揺さぶるのでしょうね。

この曲、20年以上前に初めて放送された際は、歌のおにいさん・おねえさんがスタジオで子どもたちと一緒に座って歌う「手遊び歌」でしたが、徐々に面白いミュージッククリップが作られるようになり、視聴者のみなさんに大変にご好評であることはSNSなどからも感じておりました。
曲そのものは、楽しく元気で、影というものが一切なく、実物のもぐらを見たことがない人でもなんだかもぐらと遊んだような気分になる、とてもかわいい歌。桑原永江さんによる歌詞がまた素敵なのです。最初、歌詞をいただいて曲を作るとき、あまりにすんなり曲になってくれたのでびっくりしたほど。曲の骨子が出来あがるのに5分とかかりませんでした。編曲にはそれなりの時間がかかりますが、とにかく産みの苦しみは皆無でした。
安産の曲は、よき曲です!(キッパリw)
そして更に、本日4月1日で出演最終回を迎えられた体操のお兄さん・まことお兄さんの圧倒的な魅力が加わり、子どもから大人の皆様にまで、広く愛される曲となりました。

まことお兄さんの番組ご卒業を記念してメモリアル映像集がリリースされる予定だそうで、「もぐらトンネル」も収録されているとのこと。嬉しや。^^

まことお兄さん、ご卒業おめでとうございます!!!

Eテレおかあさんといっしょ』、本日4月1日の夕方の再放送は17時から。
「もぐらトンネル」も流れます。^^

月と桜

お花見で縁深き方々とこじんまり集まって美味しいお酒をいただく、なんてことがようやく安心して楽しめるようになった。
桜は不思議な花で、こちらの心を覗き込まない。こちらの思考回路に分け入って、何かを撹乱したりしない。
桜は、しげしげと見上げる私の瞳を決して見つめ返したりしないのだ。
ただただ咲いて、咲いて、咲き尽くして、そしてハラハラと散っていく。
いつもいつも、咲き誇る全員が笑顔で、その笑顔の軍団が、何も見つめず、何も求めず、ただただ咲いている。
しかるべき時が来ると一人散り、二人散り。手繋ぎで仲良しの軍団がいっせいに風に吹かれて散ってゆくこともある。

つい先日、頭上の月と桜が妙に心に響いて、パチリとした。
夕暮れ時、近所のポストへ郵便物を出しにいく途中。