Darieの超~お気楽日記

音楽家Darie(濵田理恵)が日々のことを綴る、超~お気楽日記。

『ぼくの地球を守ってLIVE〜 Bridge of Light〜』は無事に終了しました!

 


コミック「ぼくの地球を守って」にちなむフェスティバルが3月11日〜12日、ところざわサクラタウンにて開催されました。
ライブも開催され、私も30年前に作った「夢のすみか」という曲で出演させていただきました。

とても丁寧に緻密に練られ、ずっしりと、何から何までもが感動的な内容で、このコミックを一度でもお読みになったことのある方なら必ずや心の琴線が掻き鳴らされてしまうと思われる、すばらしいライブでした。


初日の楽屋にて。

 


イベント公式Twitterからもシェアさせていただきます
原作の日渡早紀先生を囲んで、ステージ上での超ハッピーショットです!
私は一番右端でニコニコしております。^^

 

キャー(ジーニャン星系の珍獣とされる大きなネコのような生物)・紫苑(の子供の頃)と写ってます。
よく見ると、私はまだ髪に花をさしているから、これは間奏前のショットであります。
長い間奏部分で、この花を少し使って、オーケストラのコンサートミストレス(女性のコンマスさん)の方との絡みがあり、それが毎回とても楽しみでした。本番前日に決まった演出。^^


カーテンコール!
出演された声優のみなさま、歌唱されたSEIKAさん、そして私(左から2番目^^)。



最終公演では会場中がスタンディングオベーションに!
懐かしい未来へと向かう希望に、ハートが満たされる思いでした。
ステージから見えるお客様たち、お一人、お一人が、本当にキラキラとされていました❣️

 

そして、日渡先生のブログもシェアさせていただきます
2日間、全3公演すべてをご覧くださったとのこと。

blog.goo.ne.jp

 

私はコミックやアニメのイベントに出演させていただいたのは本当に久しぶりのことでしたが、イベントを成功に導くために大勢の方が携わられ、その方々が胸に熱く抱き続けている情熱のスケールの大きさに、今回本当に圧倒されました。
そして、その巨大なエネルギーのうねりは、数十年前、たった一人の作者の身体の中に生まれ落ちた物語から始まっている・・ということに今更ながら驚きを禁じ得ません。
このたびご一緒することができたすべての皆様に、この美しい魂の物語を描かれた日渡早紀先生に、心から感謝を捧げます。
ありがとうございました。

春めいてきました。

音楽を担当しているYouTube番組「そうなんだぁ!」。
昨日は収録時に私のピアニカ演奏を同時録音する予定になっていたので、終日スケジュールを空けておりましたが、後日に延期になったのでした。

ぽっかり空いた時間には、かわりに他の用事がするすると入り込んでくるもので、あちこち動いたのち、夜には音楽作ってるお芝居のお稽古に。

アイルランドの詩人イェイツの戯曲「猫と月」と「鷹の井戸にて」を6月に上演いたしますが、劇中の音楽とは別に作ったポップス的楽曲で、役者のみなさんがイベントにてパフォーマンスをするのです。そのための、振り付け稽古を拝見。

私が先月家で作った音楽を流しながらなので、何度も自分の歌声を聴くことになります。

なるべくニュートラルに聞こえるよう、生々しさを少しだけ避けるように、どうかすると AI に歌ってもらってもいいぐらいの立ち位置で歌を組み立てたので、歌詞の内容に反して不思議に明るくやや素っ気ない歌声。
そして、録音時、実はとても小さな声で歌っていたことを思い出し、たとえばこれを私がライブなどで再現しようとするとぜんぜん違ったものになるのかしら、などと思いながら、しだいにまとまっていくパフォーマンスを見ておりました。
録音ではフワ〜〜っとウィスパーに歌っているのに、なぜだかそうは聴こえない謎の声質。(笑)
でもライブでは腹に力をこめてしっかり歌わないとエネルギーが届かないのね。


さて、今日は腹に力をこめて歌う練習をしてきます。
今週末、「ぼくの地球を守ってLIVE」が開催され、私も1曲歌わせていただくのであります。

「夢のすみか」という曲ですが、なんと30年前に録音してから一度も人前で歌っていないのです。歌詞も曲もアレンジも打ち込みもリコーダーもぜんぶ自分でやった大切な大切な曲なのに、いったいなぜなのでしょうか。その理由はぜんぜんわからないけれど、いよいよちゃんと歌えよと神様が言ってくださってるのかしら!
今の私にできることを丁寧に。
そして原作のコミックへの熱きリスペクトを胸に!!^^

ロック的・・なもの

昨日は某所にて、宣伝用写真の撮影をプロジェクトのみなさんと。
6月17日に代々木能舞台さんで公演が行われる演劇ユニット the shamrock LynX の集まりです。
私は演劇の公演では通常音楽を作って演奏するだけですが、このたびはセリフもあり、いろいろありで、撮影にまぜていただいたのであります。
今回の撮影における自前衣装の共通ルールは、なぜだか「ロック」。とはいえ the shamrock LynX は別にロックなことをするための集団ではないのですが、でも、ロックにしてよかった・・・・かな。^^
ロックな衣装ってどんなの?というので、普段人前で何か自分のことやるときはオルタナヒラヒラ系の私も、その昔ロックでダークな音楽の集団で歌っていた頃のアイテムを引っ張り出してきました。
あまり物を捨てないタイプなので、階層奥深くに潜れば結構なんでも残っていて助かります。
その昔所属していたロックでダークな音楽集団のリーダー氏は、ライブの日、ヘアメイクさんに「Darieさんの目の下を真っ黒にしてさえくれれば僕は何も言うことはありません、よろしく」とおっしゃっていたのを思い出し、そんなテイストもちょっぴり加味。
それにしても、ロック的風貌の解釈もメンバーそれぞれに異なり、興味深かったです。
お天気がよくて、風がつよくて、空が高い一日でした。

午前中は読み合わせ、日がグンと高いうちに撮影終了、夕刻にはうっすら目の下黒いままw家人と落ち合って夕飯の買い物に。
彼はごく最近胃腸炎でお医者に行ったこともあり、しばらくノンアルだそうです。
ノンアル期間はオウチゴハン期間。
せっかくなので私も一緒になってノンアル。なんだか健康的〜。

岡田徹さんの思い出

ムーンライダーズ岡田徹さんが、旅立たれました。
大昔、私がまだアルバムデビューする前、形も定まらぬままフラフラと音楽業界の波間を漂っているヒヨっ子の時分に、岡田さんはアコーディオンの演奏で何度か私を呼んでくださいました。
アコーディオンは持ってません、と言うと、大小いろんなアコーディオンを何台も借りてくださって。
「好きなの選んで弾いてみて」とおっしゃるので、お言葉に甘えて片っ端から弾きたおし、ようやく楽器が決まると、「アコーディオンの出番が来るまで好きな場所で適当に弾いて遊んでてね」とおっしゃる。
なのでずっと楽器をかかえたまま薄暗いレコーディングスタジオのロビーとか、音が程よく響く階段の踊り場とかで、ぴろぴろ弾いて。
そもそもアコーディオンを持っておらず、鍵盤弾きとはいえあんまりアコーディオンを弾いたことのない私に、録音でわざわざアコーディオンを弾かせてみるという発想があまりに贅沢で面白い方だなぁ〜と、びっくりしました。
岡田さんのことを思うと、真っ先にその時の記憶が蘇ります。

そうそう、これもすごく昔のことだけれど、私が母とヨーロッパ旅行に行ったとき、トランジットの空港でばったり遭遇しましたね。いつもおしゃれで、ニコニコされていた岡田さん。
一昨年だったか、せっかくお会いする機会があったのに、私の用事が長引いて、タッチの差でお目にかかれないままだったのがとても悔やまれます。
どうか安らかにおやすみください。
よき旅路でありますように。
本当にありがとうございました。

LABO! Volume18「冬物語」WEB配信のお知らせ

昨年11月に上演されました、LABO! Volume18「冬物語」。
WEB配信が明日開始となります。
私は劇中歌を作っております。

作:W・シェイクスピア
翻訳・演出:堀内 仁
●配信期間:2月22日(水)18:00 → 4月25日(日)23:59
●チケット販売サイト:

https://www.confetti-web.com/detail.php?dir=winterstale_streaming

 

悲しみから喜びへ、魂を導く物語。
ぜひご覧ください!


 

森厚太氏を偲んで

1994年に青山スパイラル・ガーデンで「癒着」というインスタレーション作品を上演しました。
公演日の数週間前、どこからともなく現れた森厚太という一人の不思議な才人が私たちの作品を演出してくれることになり、彼の飴と鞭のようなエネルギーにバシバシ導かれ、すごく面白い作品となったのでした。
彼の演出は、まさに「おろす」感じのもので、女性的なアプローチ。
ここ何年かは、びびこという名で祈祷師をしていて、メディアなどにも登場。「あ!厚太だ!!」と驚いたことがあります。

 その森厚太氏が、先頃亡くなったことを知りました。
厚太氏が演出で参加してくれた公演のことを私のアルバムの楽曲解説でも触れているので、彼を偲ぶ気持ちでリンクします。
厚太氏に関する記述は無いのだけれど、彼はこの時の作品に鮮やかな色彩を与えてくれた強力なメンバーの一人でした。
ここ何年か、交流はなかった・・・でもあなたのことは忘れられません。
厚太、どうか安らかにね。
あなたにしかできないことを沢山されたと思います。

ダリエ百葉窓』楽曲解説。8曲目「光彩」
『デイジーのこと、その1』もあわせてどうぞ。

『ぼくの地球を守ってLIVE〜 Bridge of Light〜』

ぼくの地球を守ってLIVE〜 Bridge of Light〜』に出演させていただきます。
ぜひお越しくださいませ!

日時
2023年3月11日(土)

夜公演 開演18:00〜

 

2023年3月12日(日)

昼公演 開演12:00〜

夜公演 開演15:30〜

 

会場
ところざわサクラタウン

ジャパンパビリオンホール ホールA

詳細は公式サイトへどうぞ!

www.chara-ani.com